記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・手元に基礎英作文問題精講を用意して、中身を見ながらレビュー
・大量の参考書、問題集を分析している「参考書マニア」
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
基礎英作文問題精講とは
基礎英作文問題精講は受験の英作文と自信を持って戦えるようになる、本格的な英作文(和文英訳)の参考書。
下の写真のように例題を解き、解説を読んでいく形になります。
「文法編」「構文編」「基本表現編」「自由英作文編」の4パートに分かれていて、重要な部分が幅広くカバーできます。
例えば文法編では「仮定法」「助動詞」といった、基本的な英文法の知識を活用して英文を書くトレーニングをします。
そして「構文編」では「too to構文」などの構文、「基本表現編」では[to one's surprise]など定型フレーズを使った英作文の対策をしていきます。
英作文において重要な要素を、パートごとに1つ1つカバーできるようになっているので、英作文の土台がガッチリと固まるんです。
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デメリット:解説はさほど詳しくない
先ほどの写真をご覧頂ければわかると思いますが、解説は詳しくありません。
重要事項の確認と、簡単なポイントの解説のみ。
英語があまり得意でない人にとっては、解説を読んでも理解できない部分が出てくるでしょう。
英作文という学習がそもそも一定レベルを超えてから取り組むものですから、仕方ないかもしれません。
Exercises問題で類題が解ける
各例題の下には、例題と同じ要素を使った類題が解ける「Exercises問題」があります。
例題をしっかりと理解できているかを確認できるので、とても重要な問題です。
こちらの解説は下の写真のように、さらに解説が少なくなっています。
解答と最低限のポイントの解説のみです。
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基礎英作文問題精講のレベル/難易度
到達レベル
基礎英作文問題精講を1冊、完璧になるまで取り組めば、受験の英作文と戦う土台はガッチリと固まります。
MARCHや関関同立、中堅国公立レベルの英作文はかなり自信をもって解けるようになるでしょう。
早慶上智や難関国公立の英作文も、解ける問題が多くなってきます。
ここまで来ると英作文への苦手意識は無くなり、自信を持って戦えるようになるはずです。
対象者のレベル
難易度は「基礎」じゃない
タイトルに「基礎」とついていますが、以外と難易度は高め。
国公立大学や難関私大の過去問から抜粋されている問題も多いですからね。
英作文をイチから勉強しようという受験生には、難しすぎるでしょう。
まだ英作文に自信が無い受験生は、「入門英作文問題精講」からスタートしてください。
英語の基礎は学んでから
ここまでお伝えした通り、基礎英作文問題精講は最低限の解説しかありません。
解説を読んで自分で理解するために、一定の力は必要になります。
そして英作文を書くということは、文法や語彙の理解は大前提。
基礎的な英語力はしっかりと固めてから、基礎英作文問題精講へと進んでいきましょう。
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基礎英作文問題精講の使い方&勉強法
ステップ①例題を解こう
まずは例題を、自力で解いていきます。
答えや解説が同じページに書いてありますが、紙などで隠して取り組みましょう。
大切なのは「書けない!と思ったときに、どう対処するか」です。
難しい問題もたくさん収録されている基礎英作文問題精講ですから、簡単に書けない文もたくさんあるでしょう。
その時にすぐにあきらめるのではなく、日本語をかみ砕いてわかりやすくしたり、簡単な語彙で表現してみたりなど、自分で工夫することが大切です。
ステップ②ミスした問題にチェック
ミスした問題には必ずチェックをつけて、何周も復習できるようにしましょう。
解説を読んで理解したら、分からなかった例題を何度も紙に書いて覚えていきます。
目で見て覚えようとする人も多いですが、英作文はスペルまで正しく書けないといけませんから、書いて覚えていくのがベストです。
例題には「重要な文法のルール」や「狙われる型」がたくさん含まれているので、例題を書けるようにすることで、様々な英文が書けるようになっていきます。
英作文の力は、「覚えた英文の数」によって決まるといえるでしょう。
覚えた英文の中から、求められている英文を引っ張ってきて、適する形に直して回答していく形になります。
例題は全て、反射的に書けるようになるまで繰り返しトレーニングしましょう。
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ステップ③音読しよう
ニガテな例文は音読して、理屈だけでなく「感覚」で理解することが大切です。
音読をすることで、英会話(スピーキング)にもつながっていきます。
実践を意識して機械的な音読ではなく、「英文を理解し、誰かに伝える」イメージで取り組んでください。
誰かに伝えようとすると、自然と深く理解するようになりますからね。
注意ポイント
基礎英作文問題精講にはCDが無いですし、音声のダウンロードもできません。
誤った発音で音読をしてしまうと、スピーキングやリスニングに悪影響が出てしまいます。
分からない発音は、電子辞書などで調べるようにしましょう。
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ステップ④エクササイズを解こう
基礎英作文問題精講の例題を全てマスターしたら、Exercises問題を解きましょう。
エクササイズは入試本番と同じ気持ちで、ここまで学んだことをフル活用して取り組んでください。
「初見の問題が解ける!英文が書ける!」という楽しさが味わえるはずです。
エクササイズの文も全て書けるようになったら、相当な英作文の力が蓄えられています。
過去問演習もたくさんして、志望校の問題形式に対応できるようにしていきましょう。
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ステップ⑤自由英作文編へ進もう
ここまでの内容がしっかりと固まったら、自由英作文編へと進んでいきましょう。
自由英作文はこれまでの内容とは異なり、「求められている内容を、自由に表現する」形になります。
難しい表現を使う必要は無く、「質の高い論理構成の英文」を書くことが求められます。
「自分で論理展開を考える」という作業は、自由英作文に特有のスキルなので、しっかりとトレーニングをしておきましょう。
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基礎英作文問題精講が終わったら次は
基礎英作文問題精講が終わったら、「よくばり英作文」や「新・基本英文700選」などで、たくさんの例文を覚えるのが効果的。
カバーできる範囲がどんどん広がっていきますので、それだけ対応できる問題も増えていきます。
自由英作文へと進んでいくのであれば、「英作文ハイパートレーニング 自由英作文編」がおすすめ。
基礎英作文問題精講で学んだ英作文の力があれば、さほど時間をかけずに自由英作文も攻略できるようになります。
基礎英作文問題精講の使い方&勉強法まとめ
ポイント
・「基礎」といってもレベルは結構高い
・基本的な語彙や文法は学んでから取り組もう
・例題を全て覚えてから、エクササイズに進もう
・基礎英作文問題精講を1冊、完璧に固めることが大切
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