記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・手元に解体英熟語を用意して、中身を見ながらレビュー
・大量の参考書、問題集を分析している「参考書マニア」
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
大学受験用の英熟語帳は「速読英熟語」、「システム英熟語」など色々あって、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。
ここで紹介するのは「解体英熟語」。
「解体英熟語の特徴やレベル」「効率的な暗記方法」の2点を詳しく解説していきましょう!
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
解体英熟語とは
解体英熟語は大学受験用の英熟語帳の中でも、最もボリュームが多いと言っても過言ではありません。
下の写真のように、ヨコから見た時の分厚さはかなりのもの。
基本の英熟語の1000語ほどに加えて、派生語もたくさん収録されています。
大学受験に必要な英熟語は、解体英熟語でほぼカバーできると言っても良いでしょう。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
問題形式で覚えていく
解体英熟語は下の写真のように、表面が問題、裏面が熟語とその解説。
実際の入試問題からの抜粋になっているので、「熟語の問題を解く」力を磨けます。
模試や入試で熟語が問われたときに、得点を稼げるようになるでしょう。
一方で暗記に特化した形ではないので、やや覚えにくいというデメリットもあります。
問題形式で覚える自信がない人は、英熟語ターゲットなど一般的な英熟語帳を選ぶのも良いですね。
初中級者には少し危険
解体英熟語はカバーしている範囲がかなり広いですから、「どんな受験生も解体英熟語を勉強すれば最強じゃん?」と思ってしまうかもしれません。
しかし受験に必要な英熟語がほとんどカバーされているというのは、逆に言えば出題頻度の低い英熟語もたくさん掲載されているということ。
初中級者の人が1冊目の英熟語帳として解体英熟語を勉強すると、ボリュームに圧倒されてしまう可能性があります。
1000語に加えて派生語、全て覚えられる受験生は本当に一握りでしょう。
重要な英熟語がうろ覚えになってしまい、なおかつ勉強時間もかなりかかってしまい、成績の伸びにつながらない可能性があります。
自信が無い人は一般的な英熟語帳で、重要な熟語をしっかりと覚えることを優先してください。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
2冊目の英熟語帳として使うのもOK
解体英熟語は細かな英熟語までカバーされているので、2冊目の英熟語帳として、さらに語彙力を強化する時に使うのもおススメ。
私が受験生の時は速読英熟語を1冊勉強して、早稲田の過去問を解いたときに、やや不足を感じました。
解体英熟語で進出の熟語のみを追加したことで、さらに守備範囲が広がり、英語の成績の向上につながりました。
広く浅く、うろ覚えの勉強にならないよう、まずは「速読英熟語」や「英熟語ターゲット1000」などに取り組むと良いでしょう。
MARCHまでは解体英熟語は不要
一般的な英熟語帳を終えれば、共通テストやMARCHや関関同立レベルであれば全く問題なく合格点が取れます。
志望校の過去問に取り組んでみて、もう少し難しい英熟語の知識が必要だと感じた時のみ、解体英熟語に取り組んでいきましょう。
まずは重要な熟語を固めたうえで、さらにレベルの高い英熟語を1つでも多く吸収することで、点数の底上げを狙います。
もちろん1冊目から解体英熟語に取り組むのもありですが、絶対にうろ覚えにならないように注意してください。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
解体英熟語のレベル/難易度
解体英熟語はここまでお伝えした通り、早稲田や慶應、東大・京大レベルの英熟語までカバーできます。
日東駒専や産近甲龍・共通テストレベルですと、オーバーワークになってしまう可能性が高いです。
基本的には早慶上智・国公立を目指す受験生のみ、解体英熟語をおすすめします。
「いつから取り組めば良いの?」というご質問は良くいただきますが、タイミングとしては2つ。
1冊目の英熟語帳が完成した後。
もしくは英熟語をゼロから覚え始める時ですが、ボリュームはかなり多いので、ある程度はスケジュールに余裕を持った状態で取り組みましょう。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
解体英熟語の覚え方の3つのコツ
ポイント①覚えていない英熟語のみを取り出す
解体英熟語はかなりボリュームが多いので、最初に既に覚えている英熟語をカットしていきましょう。
暗記できていない英熟語のみに絞ることで、暗記の効率を上げていきます。
例えば私の場合は速読英熟語のあとに解体英熟語を使ったので、新規で暗記した熟語は300語ほどでした。
心理的にも「これくらいなら暗記できそうだ」という余裕が生まれるので、最初にこの分別作業をしておきましょう。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
ポイント②別売りのカードを使う
覚えた英熟語を除外して、どんどん覚えるためには別売りのカードを買うのも効果的。
カードを使うことでニガテな熟語を集中して覚えられますし、暗記した熟語を除外していくこともできます。
スキマ時間を活用して、効率的に暗記することもできるでしょう。
分厚い英熟語帳で暗記を進めることが苦手な人は、ぜひカードを購入してみてください。
値段も1,400円ほどとさほど高くないので、おすすめです。
ポイント③音声を使う、書いて覚える
解体英熟語にはCDや音声がついていません。
苦手な英熟語のみをピックアップして、電子辞書などで音声を聴くと良いでしょう。
音読をしたり、紙に書いて覚えたりすることで、ニガテな英熟語が記憶に定着しやすくなります。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
解体英熟語が終わったら次は
解体英熟語が終われば、大学受験の英熟語はもう問題ありません。
さらに英熟語の問題を解いて、得点力を伸ばしたい場合は「頻出英熟語問題1000」などへ進んでいきましょう。
入試と同じ形式で英熟語の問題をたくさん演習できるので、得点に直接つなげることができます。
関連記事
解体英熟語の口コミ/レビューまとめ
まとめ
・解体英熟語は、超ハイレベルな英熟語帳
・2冊目の英熟語帳として活用するのがおすすめ
・別売りのカードを併用すると、効率的に暗記できる
⇒1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら
現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
しかし浪人して1ヶ月で「英語長文」を徹底的に攻略して、英語の偏差値が70を越え、早稲田大学に合格できました!
私の英語長文の読み方をぜひ「マネ」してみてください!
・1ヶ月で一気に英語の偏差値を伸ばしてみたい
・英語長文をスラスラ読めるようになりたい
・無料で勉強法を教わりたい
こんな思いがある人は、下のラインアカウントを追加してください!
筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
浪人をして英語長文の読み方を研究すると、1ヶ月で偏差値は70を超え、最終的に早稲田大学に合格。
「1ヶ月で英語長文がスラスラ読める方法」を指導中。
⇒【秘密のワザ】1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた方法はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら