日本大学薬学部の化学の傾向とレベル
2017年度2016年度ともに問題が31問・38問と幅広い知識が要求されます。
時間も60分と一問あたりにかけられる時間が2分以下なのでスピードと正確さが要求されるのも特徴です。
そのなかでも特徴的なところが、問題文に選択肢の中で誤っているものを1つ選べという問題が多いように印象を受けます。
最初は戸惑うかもしれませんが正確に文章を読む力も必要であるのも日本大学薬学部の化学の試験問題の特徴です。
問題の難易度は、2017年度、2016年度ともに大半はセンターレベル(標準)ですが、理論問題、計算が多いようなので、時間との勝負です。(有機化学は標準~やや難)
出題範囲は、化学基礎・化学となっています。
基本的には全分野の学習を行っておくことが望ましいですが、特に『有機化学』『高分子化合物』『アミノ酸』『原子のなりたち』『物質の状態変化』については頻出されることが多いので、『有機化学』を中心に優先的に学習を行いましょう。
『有機化学』でも近年の試験では医薬品を出す傾向にあるので、教科書レベルで出てくる医薬品(アセチルサリチル酸など)は、構造や官能基、反応など知識を深めておきましょう。
日本大学薬学部の化学の対策&勉強法
対策&勉強法①化学の基礎力を高める
日本大学薬学部の化学を攻略するためには、基本的な物性や計算が必要です。
具体的には、ある金属がどのような反応で生成され、どのような反応を起こすのか。
性状は〇〇色で形は○○で水に溶かすと○○性になる。
など一つの金属でも勉強するところが多いと思います。
教科書や参考書などを使って一回自分なりの表を作るとそれが自分の糧になります。
例えば・・・
分類 | 構成 | |
多糖類 | デンプン | グルコース |
二糖類 | グルコース | グルコース+フルクトース |
単糖類 | スクロース |
簡単な表ですが、このような表の問題も日本大学薬学部の化学では出題されますので、一度教科書や参考書を見て、まとめてみるのもいいと思います。
基本事項の理解も重要ですが、スピードも求められるので、過去問や問題集を解く際には時間を意識して、スピードをつける練習をしていきましょう。
対策&勉強法②有機化学をしっかり演習
日本大学薬学部の化学の試験問題全体の30%ぐらいは有機化学の問題で構成されています。
やや複雑な問題や計算も出題されるため、有機化学の基礎力を身に着けて、どんどん演習を行いましょう。
わからない単語や反応も出てくると思いますが、わからない単語や反応は教科書や参考書を何度も見て、ノートに書いていきましょう。
化学反応式も最初はわからないと感じると思いますが、何度も教科書や参考書、問題集で繰り返すことでわかるようになってくるので、あきらめずに取り組みましょう!
対策&勉強法③過去問演習で仕上げ
基本事項の理解、計算力、有機化学の基礎力がある程度身についてきたら、日本大学薬学部の化学問題を実際に解いてみましょう。
その際、時間を気にして解いてみてください。
もしかすると、最初は全部解き終わるのに80分かかるかもしれません。
仮に60分で解き終わらなくても、練習すれば徐々に解けるようになってくるので、何度も練習してください。
最低でも5年分の過去問は何度か解いて、日本大学薬学部の化学問題の傾向をつかんで合格を勝ち取ってください!
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