鹿児島大学工学部の物理の傾向と難易度
構成は大問が4題となっており、試験時間は90分です。
稀に空所補充問題や論述問題が出題されますが、大半は計算問題です。
ただし、大問1題につきB4判大の用紙1枚が与えられますので、答えだけでなくそこに至る過程も記述する必要があります。
出題範囲については、物理基礎・物理から、力学、熱力学、波動、電磁気の4分野が、各1題ずつ出題されます。
出題分野に大きな偏りがありませんので、鹿児島大学理学部の物理対策としては満遍なく学習する必要があります。
ただし、これまで原子分野の出題はありませんので、この分野に関しての学習優先順位は低いと考えて良いです。
先に4分野を固めて、物理学習の最後に原子分野に取り組みましょう。
問題の難易度はあまり高くはなく、教科書の例題レベルから出題されています。
鹿児島大学理学部では難しめの問題だとしても、客観的には入試標準レベルの問題です。
鹿児島大学工学部の物理の対策&勉強法
対策&勉強法①教科書レベルの完全マスターを
前述しましたが、鹿児島大学理学部の物理は決して難しくなく、基礎的な問題で構成されています。
したがって、教科書レベルの基礎を固めてしまうことが合格への大きく確実な一歩となります。
基礎を固めるには、教科書に書いてある公式の丸暗記では不十分です。
その公式の成り立ちや表す意味を理解しておく必要があります。
公式に当てはめて問題を解くのではなく、なぜその公式を使うのかを理解したうえで教科書の問題を解くようにしましょう。
過去には、教科書に必ず出てくる実験問題が少し形を変えて出題されたこともあります。
繰り返しますが、丸暗記だけでは対応できませんので、かならず理解に重点を置いてください。
またこの段階で、必要な知識も曖昧さがないように正確に覚えておきましょう。
鹿児島大学理学部でこれまでに出題されている論述問題は、正確に知識を押さえているかを問うものが多いです。
ただ言葉を暗記しているだけでは解答できませんので、用語や現象を誰かに説明するつもりで知識を押さえていきましょう。
対策&勉強法②教科書の内容が理解しにくい場合は参考書を
教科書をマスターできれば、鹿児島大学理学部の物理は攻略にかなり近づくことができます。
ただし、教科書だけを用いると、意味や使用法を理解しようとしたときには難しい場合も出てきます。
そんな時は、市販の参考書を活用するのも手です。
物理という科目は、どうも苦手意識を持っている受験生が多いらしく、このあたりはとても充実しています。
教科書のように公式や知識が羅列してある参考書ではなく、公式の意味やその公式の使用法を説明してくれている参考書を選んでください。
対策&勉強法③問題演習でアウトプット力を養おう
鹿児島大学理学部の物理難易度でも、教科書だけでは問題解法の修得にはまだ不十分です。
必ず解法習得のための問題演習を行いましょう。
問題集のレベルは基本~標準的なものが最適です。
また、あまり問題数が多くなく、何度も解き直せる量の典型問題が集められた問題集がオススメです。
復習できないほど問題数が多すぎると、演習の効果があまり出ませんので注意しましょう。
鹿児島大学理学部では、解答を導く過程や必要な式を記述する問題も出題されます。
ただ答えを導くだけでなく、問題集の解答を参考に表現方法も合わせて修得していきましょう。
対策&勉強法④過去問演習で総仕上げ
問題演習まで一通り済んだら、鹿児島大学理学部の物理問題を解いてみましょう。
最低でも直近の3年分は繰り返し何度も解くようにしてください。
問題や解答が手に入るなら、倍以上解いても構いません。
特に論述問題は、毎年出題数が多いわけではありませんが確実に出題される形式ですので、出来る限り多くの過去問に触れてください。
その他の問題では、今まで蓄えた基礎力がどのように試されるのかを確認しながら、傾向やクセをつかみましょう。
計算過程を記述する問題では、大学の採点者が見たときに自分の考えが伝わるかどうかを意識しましょう。
問題集や過去問の解答を参考にすると良いです。
何度も過去問を繰り返し解いて、鹿児島大学理学部合格を勝ち取ってください。
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