「宅浪生は成功しない」「宅浪はやめておけ」
こんな噂を聞いたことがあると思います。
私も実際に宅浪していた時、何度となくその言葉を耳にしましたし、実際に宅浪の成功率は低いです。
浪人をした友達はほとんど予備校に通っていたので、不安で不安でたまらないことも・・・
宅浪は成功しないというイメージはありましたが、私は1年間の宅浪生活で、偏差値が30も伸びました。
日東駒専を含む12回の受験で失敗してからのスタートでしたが、1年後には早稲田大学に合格。
私がこれまで予備校の講師として指導した方々の中でも、宅浪を経て旧帝大に合格された方もいらっしゃいました。
こんな夢のような、宅浪の成功例もあるんです!
宅浪を考えている、もしくはすでに宅浪している受験生に向けて、私が宅浪をする中で経験したことを全てお伝えしていきます。
宅浪をしている人がかなり少ないので、宅浪で成功するコツや体験談はなかなか聞けないので、とても貴重ですよ!笑
「成功できた理由」だけでなく、「これは後悔している」というポイントまでお伝えするので、私よりももっと良い宅浪ライフを送れるはずです!
記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・現役時代は日東駒専落ちで、宅浪を選択
・宅浪で偏差値40から70を超え、A判定を獲得
・これまでに2,000人以上の受験生を指導
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目次
なぜ宅浪は失敗する?デメリットとは
たしかに私を含め、宅浪で大きく成績を伸ばして成功している人もたくさんいます。
だからといって「宅浪で成功するのは難しくないよ」とは決して言えないほど、乗り越えなければいけない壁はたくさんあります。
宅浪のデメリット
①自分で1日のスケジュールを決めて、勉強に集中しなければいけない
②受験に関する情報を、自分で収集していく必要がある
③孤独と1年間、戦っていかなければいけない
これだけ高いハードルがありますが、それをしっかりと乗り切れれば、予備校で浪人をするよりも大きく成績を伸ばせる可能性があります。
①スケジュール管理
例えば予備校に通っていれば、朝から予備校を出る時間まで、自然と勉強をするスケジュールが作られます。
予備校に足を運びさえすれば、嫌でも勉強できる環境は整うわけです。
しかし宅浪では朝起きる時間から寝る時間まで自由で、どんな生活も許されてしまいます。
そうなると意志が弱い受験生は、お昼まで毎日寝て、だらだら勉強をして、ゲームやスマホをして1日を終えてしまうなんてケースも珍しくありません。
②自力で情報収集
また予備校に通っていなければ、受験に関する情報も自分で収集しなければいけません。
それができない受験生も多く、センター試験(新大学入学共通テスト)の申し込みを忘れてしまい、受験ができなかったという人までいます。
間違った勉強法でどんどん進んでしまっても、誰もそれを修正してくれる人はいません。
③孤独との戦い
そして毎日のように「孤独」と戦っていかなければいけません。
1日の間に、親以外と全く話さなかったなんて日ばかりで、コミュニケーション能力は大きく下がります・・・。
宅浪を一緒に頑張る仲間を作るのも、そう簡単なことではないでしょう。
大学に進学した友達をSNSで見た時や、外に出かけた時にカップルを目にしたときなんかは、マジで辛いです笑
宅浪で精神崩壊してしまう方もいるようで、やはりメンタル面での不安はかなり大きいですね。
やはり宅浪にはデメリットもありますから、宅浪で志望校に合格するというのは簡単なことではありません。
私が進学した早稲田大学でも、宅浪を経験した友達はほとんどおらず、予備校に通っていた人が大半でした。
割合で言えば浪人生の、10人に1人~2人ほどが宅浪だったという印象です。
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こういった宅浪ならではのデメリットも多く、これらが原因で失敗してしまった方もたくさん見てきました。
しかし逆に、宅浪には大きなメリットもあるんです。
私は宅浪のメリットを最大限に活かしたからこそ、通常では考えられないほど成績を伸ばし、偏差値40から早稲田大学に合格できました。
ここからは皆さんに希望を持ってもらうためにも、「宅浪のメリット」をお伝えしていきます!
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宅浪は大成功の可能性も!メリットとは
では成績を一気に伸ばせるような、宅浪のメリットとはどういったところにあるのでしょうか。
宅浪のメリット
①思う存分、勉強だけに打ち込める
②授業が無いので、自分のペースで勉強できる
③予備校にかかる費用を節約できる
①勉強だけに打ち込める
やはり一番のメリットは、好きなだけ勉強に打ち込めるということ。
予備校に通えば人間関係で悩むことも少なからずあります。
私も現役で予備校に通っていた時は友達とお昼ご飯を一緒に食べていましたが、早く切り上げたいと思っても、なかなか抜けられないことがストレスになっていました。
人間がたくさん集まれば、色々なうわさも耳に入ってきます。
周りの受験生が「これだけ成績が上がった」なんて話を耳にすると、焦ってしまうこともありました。
「今年の受験はかなり難しくなるらしい」などといった、不安をあおるような噂も入ってきて、どうして良いか分からないことも。
こういった悩みを全て断ち切って、勉強だけに打ち込む環境を作るためには、宅浪は最強でした!
②自分のペースで勉強できる
予備校や周りのペースに合わせれば、背伸びをして、基礎が出来ていないうちに難しい勉強に取り組んでしまうこともあるでしょう。
私は宅浪生活をスタートしてから、中学生の勉強から復習したことで、自分でも信じられないほど成績が伸びていきました。
私が宅浪を決意した一番の理由は、「今までの自分を180度変えなければ、また同じ失敗を繰り返す」と感じていたからです。
予備校や友達といった心の支えを捨てて、自分だけを信じて勉強だけに打ち込むしか、成功の道は無いと考えました。
それができれば宅浪は、信じられないほど成績を一気に伸ばしてくれる、最強の選択肢になる可能性があります!
③勉強にかかる費用を節約できる
また金銭的な面では当然、宅浪に大きなメリットがあるのは間違いありません。
宅浪を考えている人の多くが、「親に負担をかけられない」という状況ではないでしょうか。
私も家庭が裕福な方ではなく、二浪の兄も予備校に通っていたため、「予備校で浪人をさせて」と言うのは心苦しかったです。
宅浪をしたことで、自分の親の負担を大きくせずに済んだので、この選択は良かったと思っています。
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大成功した、私の1年間の宅浪の道のり
スタートは日東駒専を含む、12回の受験全てで失敗したところから。
偏差値は40ほどで、志望校どころか併願校もE判定という状態。
受験をすべて終えた1週間後から、高校の卒業式よりもずっと前から勉強を始めました。
この時は近くの図書館で勉強をしていましたが、この時期に勉強をしている高校生は1人もいなくて、「俺は一人で何をやってるんだろう?」と考えることもしばしば・・・。
図書館に人がいて、隣で勉強をしているだけでなんだか安心したのを覚えています。
「基礎から抜けがある」ということを痛感していたので、中学生レベルの勉強から始めていきました。
AM10:00:起床→遅めの朝ご飯
AM11:00:図書館で勉強スタート
(問題を解くなど、集中が必要な勉強を優先)
PM4:00:勉強にも飽きてお腹が空いたころ、帰宅
気分転換のために30分ほどお風呂に入り、そこからダラダラ
PM5:00:暗記ものの復習
PM6:00:夕食→少し勉強をして自由時間
6月ごろまでは、1日の勉強時間は5時間ほど。
ゲームをする、ドラマを見るといった時間もかなり多かったです。
9日勉強をして、1日休むの月3休のペースは受験が終わるまで守って進んでいきました。
本格的に勉強をスタートしてから1か月後の模試では、偏差値は70を超えて第一志望の早稲田大学もA判定。
基礎の基礎がどれだけ大切か、この時に痛いほどわかりました。
「頑張った分だけ成績伸びるんじゃん!!俺すごいじゃん!!」と楽しくなり、勉強時間も自然と増えていきます。
MARCHレベルから壁にぶつかる
しかし参考書や問題集の難易度が上がるにつれて、壁がどんどん立ちはだかってきます。
MARCH~早稲田・慶應レベルの、特に英語にものすごく苦労しました。
「難しい英語の長文が読めない・・・」
これが一番の壁でしたね。
周りに勉強を聞ける人もおらず、とにかく「どうすれば英語の長文を攻略できるんだ?」と毎日考えていました。
ここからは大きなジャンプアップは無く、1歩1歩進んでいくという形で、なかなか大きな成果が見えなかったのは苦しかったです。
壁が見え始めた6月以降はギアを1つ上げて、1日6時間ちょっとは勉強をしていました。
しかしまだ娯楽の時間はかなりあり、そんなにストレスは溜まっていなかったです。
早稲田の壁をぶち破る!
10月ごろにはMARCHの過去問は余裕を持って合格点を取れるようになりましたが、早慶レベルとなると結構苦しみました。
過去問の合格点には20%ほど届かず、自己採点の時には「マルだったことにしよう」と、点数を水増しして、自分を安心させることも・・・。
模試ではA判定を取っていましたが、過去問で合格点を取れなければ早稲田大学には合格できないと分かっていたので、とにかく必死に対策していきました。
夜型なので朝起きる時間は10時ごろでしたが、ほとんどの時間を勉強に費やすくらいの気持ちで勉強を進めていきます。
過去問は全ての学部、中古の過去問をかき集めて7年ほどは解いたと思います。
過去問の傾向を徹底的に研究してノートにまとめ、弱点を補強する。
この作業をひたすら繰り返して、本番前には過去問で合格点を取れるようになっていました!
入試の前日には「もうやることは全てやった。これで落ちたらしょうがない!」と割り切れるくらいまでやりつくしたので、緊張もあまりありませんでした。
専修大学、法政大学、中央大学、明治大学、早稲田大学と受験した全ての大学に合格。
初めて「大学の合格通知」を目にして、早稲田大学に合格したときには人生で一番嬉しかったかもしれません。
宅浪の成功体験は一生の財産
この経験を経て「自分で計画を立てて努力する力」と「やればできるんだという自信」を手にできたのが、本当に大きな収穫でした。
これは宅浪でないと得られなかったかもしれませんし、宅浪だったからこそここまでやり遂げられました!
宅浪を通して手に入れた力や自信は、就職活動や資格の試験、そして社会人として働くうえでも役立っています。
宅浪をした経験が、今の自分を作ってくれているといっても過言ではありません。
長く苦しい期間かもしれませんが、一人で目標に向かって進むという経験は、本当に価値があるものです。
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私が宅浪で成功できた9つのコツ
ここまでは私の宅浪ライフを、詳しく解説していきました。
ここからは私が宅浪で成功できた「9つのコツ」をお伝えしていきます。
1つでも欠けていたら志望校には合格できなかったでしょうし、とても貴重な情報だと自負しています!
宅浪で成功するコツ①志望校に合格したい理由を持つ
「あなたはなぜ、志望校に合格したいのですか?」
これに即答できる宅浪生は、この目標に向かって必死に勉強するので、成功率は高くなります。
逆にこの質問に答えられないと、失敗する可能性は高いでしょう。
宅浪の1年間は長く、辛く、そして孤独です。
考える時間も山ほどある分、「あれ?何で勉強してるんだっけ?」なんて思うことも少なくないでしょう。
その時に、志望校に合格したい明確な理由がないと、どんどんだらけるようになってしまいます。
「まあいいや、ちょっとサボっちゃおう」と勉強から逃げるようになります。
そうならないために、なぜあなたが志望校に合格したいのか、もう一度理由を明確にしてください。
私の場合は現役時に勉強時間が足りなかったこともあり、12回の受験ですべて失敗しました。
「自分はこんなもんじゃない、やればできるんだ」と自分自身に証明したい。
この一心だけで、必死に勉強をし続けました。
あなたの「志望校に合格したい理由」はなんですか?
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
宅浪で成功するコツ②基礎を固める
私が宅浪をスタートして一気に偏差値を70まで伸ばせたのは、「基礎固め」を徹底したからです。
「中学生レベルの基礎なんて、自分はできてるよ」と思って、難しい参考書や問題集に手を出している受験生がとても多いです。
偏差値が50ほどなのに、ポレポレやターゲット1900などに取り組んでしまっている受験生は、本当に危険です。
中学~高校基礎レベルの内容は、模試でも入試でもびっくりするほど出てきます。
これを満点近く取れるようにして、そこから応用的な内容を攻略していかなければいけません。
このステップをしっかりと踏んでいけば、一気に成績が伸びた後、少しずつ点数を積み重ねるという流れを作れます。
「応用の勉強をしないと」と焦る気持ちもわかりますが、短期間で大きく成績を伸ばすのであれば、まずは基礎固めをしなければいけないんです。
宅浪で成功するコツ③定期的に模試を受ける
宅浪をしているときに一番うれしい瞬間は、「模試で良い結果が出たとき」であり、これ以上の喜びはありません。
私は模試で良い結果を出したくて、模試のために勉強していたら、いつの間にかぐんぐん偏差値が上がっていきました。
逆に模試の成績がイマイチだったときは、勉強法を見直す良い機会になりました。
宅浪はモチベーションの管理を誰もしてくれないので、「だらけてしまう」のが一番の敵になります。
入試まで期間があると、「まだまだ時間があるなぁ」と思ってしまい、どうしてもモチベーションが上がりません。
模試を2ヶ月に1回ほど申し込んでおくと、「模試で結果を出してやろう」という気持ちになるので、常に高いモチベーションを保ち続けられます。
模試に向けて計画を立てよう
「次の模試までにここまで勉強する」と明確にスケジュールを立ててください。
そして模試の日には、本番と同じくらい緊張してしまうほど準備をしておきましょう。
緊張する模試でしっかりと得点が取れるようになれば、入試本番でもちゃんと成果が発揮できるようになります。
模試を受けるのを面倒くさがったり、模試から逃げてしまう人も多いです。
しかし宅浪をするのなら模試を軸に勉強を進めていかなければ、自分の現在地は全く分かりません。
そして誰もあなたに「このままじゃマズいよ!」と教えてくれません。
模試を受けずに宅浪をするのは、地図を持たずに知らない土地を歩いているようなものなので、必ず模試を受けるようにしましょう。
また模試を受けないと、宅浪生はなかなか回答を添削してもらう機会がありません。
配点が高い記述問題に対応するためにも、記述模試なども積極的に受験していきましょう。
宅浪で成功するコツ④英語長文を攻略する
大学受験において最も配点が高く、なおかつ攻略が難しいのが「英語の長文」。
難関国公立大学や、早慶上智・MARCH・関関同立レベルになってくると、英語の長文がかなり難しくなってきます。
ここを攻略できなければ、大きく失点してしまうため、他の教科をどんなに頑張っても合格はできません。
私も現役の受験で12回も失敗してしまったのは、英語の文章が全然読めなかったからです。
単語を勉強して、文法を勉強して、それから英語の長文と後回しにするのでは、間に合わなくなってしまいます。
宅浪をスタートした段階から、英語の長文の勉強もガンガン始めてください。
英語長文が攻略できるようになれば、英語の偏差値は大きく上がり、合格にもグッと近づきます。
私が研究して作り上げた「英語の長文の読み方」を知りたい方は、ぜひ下のラインアカウントを追加してください。
宅浪で成功するコツ⑤最高に楽しい趣味を持つ
宅浪は一人で勉強をしなければいけない上に、期間も長いのでどうしてもメリハリがつかず、だらだらとしてしまいがち。
気づいたら1日が終わってしまっていて、大して勉強ができていないなんてことを繰り返してしまう受験生も多いです。
「勉強が終わったら〇〇しよう!」と、心の底からワクワクできるような趣味を持っておくと、勉強と遊びにメリハリがつきます。
趣味に打ち込むときは、勉強のことは一切忘れて楽しむことで、勉強するときの集中力はグッと上がります。
宅浪をスタートしたときはさほど趣味は無かったのですが、メリハリをつけるためにあえて趣味を見つけました。
私の場合はゲームをする、アニメやドラマを見ることにハマり、それを楽しみに勉強を進めました。
だからこそ勉強を楽しいと思えましたし、メンタルも大きく崩れることなく、1年間を乗り切れたのだと思います。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
宅浪で成功するコツ⑥自習室で、受験生と一緒に勉強する
宅浪をしていると、「自分は一体、何をしているんだ?」という不思議な感覚が、何度も襲ってきます・・・。
基本的にあまり人に会うことがなくなりますし、一緒に勉強する人もいないと、メンタル的に良くないんですね。
「周りの友達は大学に行き、街で見かける人は楽しく遊んでいる。」
なんだか自分だけ時間が止まっているような、取り残されたような気分になります。
精神的にも非常に良くないので、いわゆる「地区センター」などの自習室に、定期的に通うことをおススメします。
私の周りだけかもしれませんが、図書館よりも地区センターの方が学生が多い印象です。
制服を着て頑張っている現役生を見ると、「自分は浪人してるんだから、もっと頑張らなきゃ!」という気持ちになります。
そしてみんな勉強を頑張っているんだということが分かり、少しだけ安心します。
一人で家にこもって勉強をして、周りを全く見ないのは危険なので、共に戦う仲間であり、ライバルがいることを肌で感じましょう。
>>偏差値が1ヵ月で40から70に!私が実践した「たった1つのワザ」はこちら
宅浪で成功するコツ⑦SNSをやってみる
これは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私はTwitterで「勉強垢」というのを作っていました。
勉強をしている人と交流したり、情報を交換したりできるので、少しだけ孤独感をやわらげられます。
またSNSでは重要な情報が目立つ仕組みになっているので、例えば出願の締め切りや受験の方針の変化など、最新の情報を知ることができます。
SNSにハマってしまって勉強がおろそかになってしまっては本末転倒ですが、必要に応じて使う分には、宅浪を成功させてくれるツールの1つになるでしょう。
1つ注意点としては、自分の友達がたくさんフォローしているアカウントを使うと、遊びの誘惑があったり、勉強以外の情報がたくさん入ってきてしまったりするので、あまりおすすめしません。
「勉強アカウント」を新たに作って、勉強に対する意識を上げるのが良いでしょう。
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宅浪で成功するコツ⑧明確なスケジュールを決める
宅浪で成功するためには、まず初めにゴールまでの道のりを明確にする必要があります。
あとはその道を、1年間かけて進んでいけば良いという状態にしましょう。
志望校や併願校の過去問を研究して、「ここにたどり着くためには何が必要か」を明確にし、そこから逆算してスケジュールを立てていきます。
そうすれば6か月後にどこまで勉強をしていればよいか、1か月後にはどこまで勉強していればよいか、そして今日何をすればよいかという、明確なノルマがわかります。
そのノルマを1日1日こなし、着実にステップアップしていけば、間違いなく志望校に合格できるという状態にしておくのです。
朝早起きして猛勉強してノルマをこなせば、夕方からは好きなだけ遊べると思えば、モチベーションも上がりますよね。
もちろんトントン拍子に成績が伸びるわけではありませんが、壁にぶつかったらその都度、修正していけば良いんです。
最初から完璧なスケジュールを立てることはできませんから、良い意味で大雑把に計画を立てて、進捗に合わせて柔軟に修正していきましょう。
計画を立てる際のポイント
スケジュールを立てる際に大切なのは、1週間のうち1日は、調整日を設定すること。
「思ってたより、今日は勉強が進まなかった・・・」
「今日はどうしても急用が入っちゃって、勉強できなかった・・・」
1週間に1日くらいは、こんな日もあるでしょう。
調整日を作っておかないと、1ヶ月、2ヶ月と進んでいったときには、スケジュールは大きく狂ってしまっているでしょう。
上手く勉強が進まなかった日があっても修正できるように、1日は余裕を持たせて計画を立てていきます。
また調整日とは別に、「休養日」も作ってください。
「あと少しで休みだから、頑張ろう!」というモチベーションにつながっていきます。
休まずに勉強すればそれだけ成績が上がるということでもなく、上手く休みも活用して、最大限に成績を伸ばすことが大切です。
無理な計画を立てても後で崩れてしまうので、ある程度の余裕をもってスケジュールを立ててください。
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宅浪で成功するコツ⑨成績が上がる勉強法を実践する
成績の伸びは、勉強の質×勉強の量で決まります。
つまりどんなに勉強しても、間違った勉強法では、なかなか成績は上がらないということです。
某スポーツ選手が、「間違った練習は、普通に噓をつく」なんて言っていましたが、勉強も同じです。
そして間違った勉強法を繰り返すと、無意識のうちに悪い暗記法、悪い解き方が体にしみこんでしまい、抜け出せなくなってしまいます。
だからこそ「これこそが正しい勉強法」を先に知り、後はその勉強法を実践するだけというようにしてください。
そうすれば勉強法を考える時間をカットでき、ガンガン成績を伸ばしていけます。
正しい勉強は成功者から学ぼう
この「正しい勉強法」は、受験に成功した人に、1から10まで教わってください。
宅浪している段階では、志望校に落ちてしまっているため、「間違った勉強法」だと言えます。
私も現役で受験に失敗したときは、これまでの勉強法を一度すべて捨ててから、勉強をスタートしました。
入試本番でもう一度受験に失敗して、「あぁ、私の勉強法はやっぱり間違っていたんだ」と気づいても、もうその時には手遅れですよね。
ですから勉強を始める前に、受験で成功している人に、細かいところまで全て勉強法を聞き、後はそれをガンガン実践してください。
受験で成功した人の勉強法を、そっくりそのままマネすれば、あなたも志望校に合格できる可能性はかなり高いのではないでしょうか。
私が現役で12回の受験ですべて失敗したところから、偏差値を70まで伸ばし、早稲田大学に合格した勉強法を実践してみてください。
「成功者の勉強法をマネする」ことは、普通の人でも、唯一、奇跡を起こせる方法なのです。
私の勉強法をマネしてみたい受験生は、下のラインアカウントを追加してください。
あなたは宅浪するべきか、それとも予備校に行くべきか
これまで私の宅浪ライフや、宅浪が成功する秘訣をお伝えしてきました。
宅浪で頑張って、大きく成績を伸ばせると感じたら、宅浪を選ぶのが良いと思います。
逆に「自分一人で頑張れる気がしない」という場合は、予備校に通うのが良いでしょう。
まずは宅浪を選択してみて、どうしても自分では無理そうだったら、予備校に通い始めるというのも1つの手です。
私の兄は宅浪でダラけてしまって失敗し、2浪目に予備校に通って難関大学に合格しました。
逆に私は現役で予備校に通って大失敗し、宅浪で一気に成功を勝ち取りました。
タイプによって宅浪向きか、予備校向きかは変わってきますので、必ずしもどちらが正解ということはありません。
>>偏差値が1ヵ月で40から70に!私が実践した「たった1つのワザ」はこちら
予備校向きの人
・自分一人で勉強を頑張り続けるのが難しい
・人付き合いが好きで、人と一緒にいる方が頑張れる
・スケジュールを自分で立てていくのが苦手
宅浪向きの人
・人と一緒にいるよりも、自分一人の方が頑張れる
・ムダな時間はできる限り排除して、勉強だけに集中したい
・自分一人でも、やっていけるという自信がある
宅浪で成功する方法まとめ
私の宅浪生活で学んだ経験を、魂を込めてお伝えしてきました。
これを読んで「この人みたいに宅浪で頑張ってみたい」という方が一人でもいらっしゃれば、嬉しい限りです。
かなり文章が長くなってしまいましたので、最後に箇条書きで宅浪で成功するポイントを整理しましょう。
ポイント
・志望校に合格したい理由を、明確にする
・まずは基礎を徹底的に固める
・定期的に模試を受け、受験を身近に感じる
・英語長文を攻略することに力を入れる
・自分だけの趣味を持ち、勉強と遊びにメリハリをつける
・自習室に通い、周りの受験生を肌で感じる
・1年間、そして毎日のスケジュールとノルマを、正しく設定する
・「成功した人」の勉強法を、そっくりそのままマネる
宅浪で合格する人は、予備校に通って合格する人よりも圧倒的に少ないですし、「宅浪で合格するのは簡単だ」と言うつもりはありません。
しかし宅浪は自分自身で好きなだけ、好きなように勉強ができるので、無限の可能性を秘めています。
その可能性にかけてみたい人は、宅浪を選んでみるのも良いでしょう。
これまでの内容に共感して頂いた方に、LINEで私に相談をして頂きながら、勉強を進められるプログラムをご用意しています。
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