山口俊治 英文法講義の実況中継の特徴とレベル
大学受験の参考書で記録的ロングセラーの大ヒットを飛ばし続けるシリーズと言えば「〇〇講義の実況中継」です。
その先駆けとなったのが本書です。
もともとは、「自身の予備校の講義で肝心の英文法解説から余談で脱線の雑談話まで全部、一言も漏らさず一生懸命ノートに書き留めて、それを辞書代わりに使っている学生がいて非常に驚いた。
その人は英語が苦手だったんだけど、そのノートのおかげで偏差値が短期間で劇的に伸び英語の成績が飛躍的にアップした」。
それで、実際の講義を録音して、肝心の講義解説から脱線話の雑談・ジョークまで全部そのまま文字起こしした会話口調の講義録みたいな「××講義の実況中継」っていう参考書出したら、これが大ヒットしました。
その後、実況中継シリーズが科目と講師が増えて今現在に至るまで続いているわけです。
英語が伸び悩んだ受験生が、この本に出会ったことで、英文法は暗記するものではなく、理解するものであり、最低限必要な英文法の全体像が見え、英文の見え方がガラリと変わったという意見はよく聞きました。
この本は、 上下巻をあわせると25項目近くあるため、結構なボリュームです。
しかし、口語調のため、とても読みやすいのです。
特に、受験生がつまづきやすい箇所が丁寧でわかり易いです。
他の文法書が、長文でまんべんなく解説してある一方、本書では、講義の内容を簡潔にまとめたような構成になっています。
普通の参考書ですと、「暗記事項→例文→説明→練習問題」のような、機械的なフォーマットが続いていきますが、本書は著者の話を聴いている感覚で、英文法の理解を進めていくことができます。
対象となる受験生としては、センター試験の英文法で半分程度得点できるレベルです。
到達目標レベルとしては、センター試験で8割以上取れるようになるところです。
正しい使い方と勉強法で進め、しっかりと成績を伸ばしていきましょう。
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山口俊治 英文法講義の実況中継の使い方&勉強法
英文法講義の実況中継の使い方・勉強法としては
例題を解きながら、各文法のポイントをつかむ
→別冊の問題を解く
→間違った問題の解き直しや、本編の復習をするといったオーソドックスなものとなります。
本書を読みながら問題にマークをつけます。
◎(自信を持ってできた)
○(できた)
?(間違えた)など、自分でアレンジしながら読み進めましょう。
復習が捗ります。
そして、1講が終わるごとに問題集を解きます。
この時にも、マークをつけながら解いていきます。
復習のポイントは、◎の問題は、ある程度できるようになったら、その後は読み飛ばしていきます。
?の問題に時間を割いて、苦手分野をなくすように心がけます。
本書は、基本問題が多いので、正答率が90%を超えるまで解き続けます。
この時重要なのが、答えを丸暗記することはやめましょう。
また、文法の問題で、いちいち日本語に訳することもやめてください。
答えの根拠を探りながら解答することが重要です。
(文法の根拠が重要なのであって、日本語訳で解答が分かるわけではありません。)
英文法講義の実況中継は、文章がとても読みやすく、また面白い内容だったので、何度も最後まで読むことができます。
内容は、文法からはじまり、時制、受け身、助動詞、仮定法、 話法、数の一致、不定詞、分詞、動名詞、名詞、代名詞、形容詞、副詞、口頭英語、関係詞、比較級、否定、接続詞、前置詞といった内容を広く学ぶことができます。
どの項目でも、数ページから数十ページにかけて、英文法の基礎をたたき込んでくれるので、初歩的な疑問は100%解決できると思います。
本書がマスターできれば、センター試験レベルの英文法で困ることはありません。
受験英語は、英単語帳1冊と、本書をある程度マスターすれば、偏差値60は堅いです。
逆に、これらをマスターせずに、予備校に通っても効果はあまり得られません。
偏差値60以上の、いわゆる難関校を目指すには、英文読解と、過去問の攻略が必要になります。
その土台を作るのが本書なのです。
私の周りでも、最初は英語が苦手だったけれども、本書と出会ってから飛躍的に成績が伸びたという話は結構聞きました。
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
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