記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
・東工大の過去問を実際に解きながら解説
東工大の英語の傾向を解説します
東京工業大学の英語は例年、英語長文がメインになっています。
文章量が多い長文を読まなければいけないので、日ごろからトレーニングが必要です。
和訳・和文英訳・内容一致問題・日本語での説明問題などが出題されています。
英文は科学的なテーマのものがほとんどで、東工大の志望者なら楽しみながら読めるはずです!
東工大の英語のレベル/難易度
難しい単語が出題されることもなく、東大や京大のような「答えにくい」問題はあまり出題されていません。
「東工大の問題」と聞くと難しい問題を想定する人が多いと思いますが、国公立大学の中では標準的。
試験時間が90分で、問題量に対して時間はある程度の余裕があるので、落ち着いて解いていきましょう。
東工大の英語長文の対策法
スピードよりも正確性
東工大は英語長文がメインになっていますから、英文を読む力をつけることが、何よりも大切です。
長文読解と言えば「速読」のイメージがあるかもしれませんが、東工大ではスピードはさほど必要ありません。
むしろ注意すべきなのは、「なんとなく時間内に読み終わらせられるけれど、正答率が上がってこない」パターン。
1文1文が正確に読めていない状態で、無理やりスピードを上げてしまっていると、いつまでたっても英文を読む力は上がりません。
入試本番になっても、同じように英語で苦労するでしょう。
精読力を鍛えよう
長文を読めるようにするためだけでなく、東工大の和訳問題に対応するためにも、英文を正確に読めるようにしましょう。
特に東工大では日本語で訳させる問題が多く出題されるので、正確に英文を読む力が問われます。
おすすめの参考書
精読におススメの参考書は「英文解釈の技術シリーズ」。
短めの文章を和訳していく中で、精読力を磨けます。
下の写真のように1文1文の構文の解説がとても詳しいので、根拠を持って英文を訳せるようになります。
構文を自分で書き込めるようにしていくと、精読力が大きく上がります。
4つのレベルに分かれていますが、まずは易しい「超入門英文解釈の技術60」からスタートして、徐々にレベルを上げてください。
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文章の全体像をつかもう
東工大の英語長文はとても文章量が多いですから、1文1文を訳していくだけだと、木を見て森を見ず状態になってしまう可能性があります。
文を読み切ったは良いけれど、内容が頭に入ってこないなんてことが無いように、論理展開を追っていけるようにしましょう。
1文1文をただ訳すのではなく、「文と文のつながり」「パラグラフの流れ」を追っていく意識を持ってください。
パラグラフごとの要点をメモしていき、「序盤」「中盤」「終盤」に大きく分けて整理すると、文章を理解しやすくなります。
イメージとしては、下の図のような感じです。
1文1文をしっかりと読めるようになり、なおかつ文章全体の流れを終えるようになれば、東工大の長文もバッチリです。
長文を理解できるようになったら徐々にスピードを上げて、時間内に読み切れるようにしましょう。
設問を解くタイミング
東工大の英語は「長文を読みながら、問題を解いていく」という戦略が効果的です。
東工大の英語長文は文章量が多いので、文章を読み切ってから問題を読もうとすると、忘れてしまっている部分がかなり多いでしょう。
特に内容一致問題は、10個も選択肢があり、細かい部分を示しているものもありますから、読み切ってから解くのはかなり難しいです。
何度も読み直しをして、時間切れになってしまう可能性もあります。
和訳問題の解き方
東工大では和訳問題がかなり多いので、しっかりと対策しておきましょう。
下線部だけで考えようとせずに、文章の流れの中で訳すことが大切です。
下線部に分からない部分があった場合、文脈をヒントに推測していきます。
「機械的で不自然な訳」を書かないためにも、文章の流れを理解するようにしましょう。
長文に対する問いに
答える問題の解き方
長文に関する問いに答えるタイプの問題は、基本的に長文の流れと並行で、設問が作られています。
「設問を読む→答えを探しながら長文を読む→答えが見つかったら次の設問へ」という流れで進めていきましょう。
設問で問われていることを、日本語でメモしておくと、根拠となる部分を正確に読めるようになります。
内容一致問題の解き方
内容一致問題は、1つのパラグラフ読むごとに、選択肢をチェックしましょう。
正解・不正解がわかるものを1つずつチェックしていき、選択肢を減らしていきます。
最後まで読み切ったときに残っている選択肢だけ、もう一度解きなおせばOK。
正答率も上がりますし、時間も短縮できますよ。
長文を全て読んでから選択肢に目を通すと、細かい部分が頭から抜けてしまっていて、読み直しにかなりの時間がかかってしまいます。
和文英訳も対策しよう
東工大では英訳問題も出題されています。
決して難易度が高いわけではありませんが、いきなり英文を書けと求められると、正しく書けない人が多いでしょう。
1問だけではなく、複数の英訳問題が出題されるケースが多く、配点も高いので、落としてしまうとかなりの失点になってしまいます。
英訳問題の対策のコツは2つ。
「例文をたくさん暗記すること」と、「お題の日本語文を、かみ砕いてから英文に直すこと」です。
例文の暗記について
英訳問題では書かせる「型」がある程度決まっています。
特に東工大の英訳問題は、その傾向が強いです。
その型を、例文と一緒に覚えることで、「これを聞かれたらこの型を使う」というように自然と書けるようになります。
英文法の参考書に載っている例文は、重要な文法事項や典型的な表現が含まれているので、暗記するととても効果的です。
日本語をかみ砕くとは
英訳を求められる日本語の文は、あえて少し分かりにくく書いてあることがあります。
これは前後の文脈を、しっかりと理解できているかを問うためです。
日本語を分かりやすくかみ砕いて、書けない単語は簡単な単語に置き換えましょう。
それから英語に訳すことで、正答率が大きく上がります。
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東工大の英語の対策&勉強法まとめ
東工大の英語長文はとても文章量が多いので、途中でバテたり、集中力が切れたりしないよう、トレーニングが必要です。
日ごろから文章量が多い英語長文もたくさん読んで、体力をつけておきましょう。
時間制限は厳しくありませんから、慣れば安定敵に合格点が取れるようになるはずです。
「精読」を一番に考えて、勉強に取り組んでいってください!
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