明治大学商学部の国語の概要
明治大学商学部の国語は、全学部統一入学試験と一般選抜入学試験、センター試験利用入学試験の三つがあります。
全学部統一入学試験はその名の通り、国語の問題も全学部共通で、一つの試験で商学部と経営学部といった複数の学部を出願することが可能です。
たいして一般選抜入学試験は、その学部専門の問題が出題されます。
商学部の一般選抜入試は現代文二題(論説文)と古文一題の大問三題が毎年出題されています。選択式だけではなく現代文では本文の書き取りの問題もあります。
漢文は一般選抜入学試験では出題されていません。
ここでは一般選抜入学試験の対策方法について解説していきます。
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明治大学商学部国語の傾向と対策
大問1:論説文の対策法
2016年の一般選抜入試の大問一は本文の語句を用いて書き出す問題が一問、内容理解を問う問題が五問、経済についての語句が一問出題されています。
経済という言葉の語源の四字熟語、「経世済民」が出題されています。
経済についての本などを読み、経済に関する知識がないとできない問題です。
経済についての理解が既にあると、本文が読みやすくなり、すんなりと読み解けると思います。
論文そのものはさほど難しくはないので、国語的な読解力を問うような難問はそれほどありません。
設問の前後をしっかりと読めば答えは見つかるはずです。
難問は大問一の問一の書き取りです。
時間が足りなくなるのが怖いので問一に書き取りが来たら後回しにすることをお勧めします。
キーワードをおさえて一つの段落を丸々要約しなければならないような問題が出題されています。
すべてがこうであるとは言えませんが、一つの段落から例えば~の部分などを取り除いて、筆者の主張が強く出ているところからキーワードを書き取ってください。
書き取りの文章の終わり方などには注意してください。
どのような判断かと問われる問題ならば、~な判断と結ぶべきです。
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大問二:論説文の対策法
一般選抜入試では2016年、2015年、2014年とも大問一と同様、大問二に論説文が出題されています。
小説文は出題されていません。
傾向としては経済やお金に関する文章が出題されています。
2016年では大問二の問一、問二に漢字の読み書きの問題が出題されましたが、2015年では大問二の漢字の出題はありませんでした。
後は選択式の内容理解の問題がほとんどです。
2016年には慣用句の問題が一問出題されました。
漢字の出題は少し傾向が異なります。
2016年では謳い、理不尽、相場という漢字が出題されました。
相場などは経済よりの漢字です。
大問二の論説文も大問一と同じで、内容理解は設問の選択式の文章で微妙なニュアンスの違いに気づけるかです。
「最も必要なのはAである。」とまでは言っていないので不適切だが、「例えばAが必要である。」という文章ならしっくりくるという感覚が身についいてくると、すらすら解けるようになると思います。
また設問の文章がどのようなことか具体的説明を選択肢の中から選べ、というような問題の場合、選択肢で選んだ文章をそのまま本文の傍線文に当てはめてみて、前後とぴったりつながるかどうかを確認するといいです。
2016年の商学部の大問二の本文では、ニートや就活生など今話題の用語が出ていました。
時事問題、特に経済に関する分野の知識が多少なりともあると本文の内容理解を助けてくれると思います。
明治大学商学部古文の対策法
一般選抜入試では古文が一題出題されます。
2016年の一般選抜入試では古文の内容理解の問題が6問、現代語訳の問題が1問、古語(たつみ)の意味の問題が1問、掛け言葉の問題が1問出題されました。
そのうち2問は和歌の中からの出題でした。
本文中には和歌がいくつか見られました。
和歌は古文の中でも意味が分かりにくいです。
現代文の短歌を考えてみれば分かりますが、短歌を理解する時は意味を推測して、背景を補って考えています。
和歌も掛詞や枕詞、季語などのルールを知らないと意味が非常につかみにくいです。
2015年、2014年にも商学部の一般入試問題では和歌の問題が出題されていますので、和歌のポイントはおさえておきましょう。
大問は三題なので古文の配点はおそらく三分の一くらいです。
古文を読むのが苦手な受験生でも、設問に現代語訳のヒントが載っている場合があります。
途中の本文が分からなくても、設問に目を通しながら最後まで読んでみれば意味が分かる場合があるので、試行錯誤して解いてください。
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