大森徹の最強講義117講の特徴
大森徹の最強講義117講のいちばんの特徴は、なんと言っても分量が多いということでしょう。
総ページ数は約800ページととても分厚く、全10章に分かれており、各章には10個程度の講義が含まれています。
キーワードは赤文字、重要な説明は太文字になっています。
図の配色は白色・灰色・赤色であり、カラー写真には劣りますが、モノクロのものよりも理解がしやすくなっています。
大森徹も言うように、読者に向けて講義をしているような文体で書かれており、難解な単元でも、とても読みやすく仕上がっています。
また各講義に「最強ポイント」というまとめがあり、情報を整理することが出来ます。
少し難解な単元には、計算問題や論述問題が載っており、理解を助けてくれます。
東大京大など旧帝大や・医学部の問題にたまに出てくるような高度な内容も、「+αパワーアップ」という箇所で補足説明されています。
値段は3,000円近くとかなり高いですが、Amazonや楽天で中古で購入すれば半額以下の値段で手に入ります。
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大森徹の最強講義117講のレベル・難易度
『大森徹の最強講義117講』は、難関大学の中でも、特に難しい大学を狙う受験生に合った参考書です。
偏差値でいうと、65以上の大学を狙う方に向いています。
また教科書に書いてある内容よりも広く、深い知識を要求してくる、医学部を目指す方にも適しています。
そこまで高いレベルを求められない大学を狙う受験生にとってはオーバーワークとなってしまい、そこまで大きな費用対効果を得ることが出来ません。
そのような方は教科書の内容を完璧にする方が志望校合格に近づくことが出来ます。
大森徹の最強講義117講を完璧にすることができれば、難関大学の問題に取り組む際、「どうやって解けばいいのか見当もつかない…。」というようなことはなくなります。
用語を聞いてくるような知識問題はもちろんのこと、用語同士の繋がりを知らなければ解けないような、論述問題も解けるようになります。
国公立大学の問題では論述・記述問題がよく出されますが、この参考書に取り組めば、生物に関して広く深い知識を得ることが出来るので、問題なく対応することができるようになります。
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大森徹の最強講義117講に取り組む注意点
大森徹の最強講義117講をメインとして使い始める前に注意しなければならないことは、分量が多いことから学習・復習に時間がかかってしまいやすいということです。
総ページ数は約800ページ。
そのため取り組む前には、この参考書の学習に十分な時間を確保することが出来るかを入念に確認しておく必要があります。
また使用する際には、内容の定着・復習を効率的に行えるように工夫する必要があります。
どのような周期で復習をすると最も記憶を定着させることが出来るのか、また夜、寝る前に復習をするのが最も記憶の定着に良いというような、脳科学的な情報を活用して、自分なりの勉強方法確立して臨むと良いでしょう。
分量が多いことから焦って速く進めてしまおうとする方もいますが、それでは大森徹の最強講義117講のポテンシャルを最大限活用することが出来ません。
大森徹の最強講義117講の強みは内容の濃さなので、それをフル活用できるよう、焦らず、じっくりと、楽しみながら読みましょう。
大森徹の最強講義117講を完璧にした後は、論述・記述問題をたくさん解いていきましょう。
この過程を踏まずに過去問に取り組んでも、なかなか思うような点数を取ることは出来ません。
論述問題を解かなければ、定着させた知識の使い道がわからず、用語を聞いてくるような問題にしか対応することが出来なくなってしまうからです。
必ず、論述問題を解きましょう。
また論述問題と自分の間に壁を感じた場合は、最強講義で苦手な単元を復習するか、後述しますが、同じ著者の参考書である『大森徹の生物 記述・論述問題の解法 (大学受験Doシリーズ)』に取り組んでから、再度解くようにすると良いでしょう。
読んでいるうちに自分はこの参考書との相性が悪いと感じた場合は、メインの参考書を教科書に変え、大森徹の最強講義117講については辞書のような使い方をするように変更しましょう。
大森徹の最強講義117講は使用せず、資料集を使用するようにするのも効果的です。
変えるのはなるべく早い方が良いので、違和感を感じた場合は迷わず、すぐに変えるようにしましょう。
よく「せっかく買ったから」と違和感を感じているにもかかわらず相性の悪い参考書を使い続ける方がいますが、それはまったくもって時間の無駄です。
大切なのは、成績の伸ばすこと、大学に合格することです。
大森徹の最強講義117講と自分の相性が悪かったと学ぶことが出来ただけでも良かったと思って、なるべく早く変更しましょう。
大森徹の最強講義117講の使い方&勉強法
大森徹の最強講義117講に取り組むうえでの注意点
ニガテな分野の章から読み始めてしまうと、分量が多いため早い段階で集中力が切れてしまいます。
まずは得意な章から読んでいきます。
そしてじっくり文章を読んで内容を理解していくのと並行して、赤文字のキーワードをすべて隠せるようにしておきます。
具体的にはキーワードに赤シート用のマーカーを引くことが挙げられます。
この作業を行うことで、後に内容を復習する際、より効果的に行うことが出来ます。これらを全ての10章で行います。
2周目以降は、1周目に隠せるようにしておいたキーワードを隠して自分がその用語を知っていたかを確認しながら復習していきます。
用語を知っていた場合は用語の上に丸をつけ、知らなかった場合はバツをつけると、自分の理解度を可視化することが出来ます。
4、5周する頃には自分が覚えにくい単元・用語が分かっているので、苦手な部分をより重点的に読み込みます。
大森徹の最強講義117講を完璧にしたと自信をもっと言えるほどになった後は、論述問題をたくさん解いていくことが効果的です。
論述問題を解くことで、どのように知識を活用させればいいのかが分かります。
また知識同士の繋がりができ、さらに知識を定着させることや、各単元を俯瞰することが出来るようになります。
問題を解いていく中で、忘れてしまった知識などがあった場合には、最強講義を辞書のようにして使用すると良いでしょう。
またその際には、調べた内容の単元をすべて読み直すのも効果的です。
いざ論述問題に取り組んでみると、なかなか自分の中にある知識を上手く使うことが出来ないという方もいると思います。
そんな方におすすめめしたいのが、『大森徹の生物 記述・論述問題の解法 (大学受験Doシリーズ)』。
著者が最強講義と同じ大森徹氏であることから、文体・表現が同じで、スムーズにこの参考書に移行することが出来ます。
大森徹の生物 記述・論述問題の解法に取り組んだ後に論述問題に取り組めば、論述問題を簡単に解き進める自分に驚くことになるでしょう。
感覚としては、パズルを解くように論述問題を解くことが出来るようになります。
使い方&勉強法①難関大学を目指す受験生
まず、1周目です。
この参考書を1章読みます。
内容が理解出来たら、その章に対応する問題集の所を解きます。
問題集は簡単なのだとセミナー生物、難しいのであれば、実力をつける生物あたりがおすすめです。
間違えたら、その部分に対応するところをもう一度読みます。
そして間違えた所に色ペンなどでチェックをして、問題の番号を書いておいてまた解けるようにしておきます。
全部解いたら、次の章に行きます。
それを全部の章で行います。
すると、参考書に自分の苦手な所がぱっとわかるようになっています。
次に2周目です。
今度は線の引いてある所を中心に読みます。
それでまた問題集を解いてみます。
間違えたら、今度は1回目と違う色ペンなどでチェックします。
新しく分からない所は前回同様に問題の番号を書いておきます。
すると、2回線が引いてあるところが見つかるはずです。
それがあなたの苦手な所です。
参考書に付箋を貼って強調して、何回も見返すようにします。
3周目以降は参考書を読まずに、先に問題集をやるようにします。
わからなければ参考書に戻ります。
あとはそれのひたすら繰り返しです。
また学校や予備校、他の参考書などで知った最強講義に書いていないことは補足として書いておきます。
このように最強講義が自分専用の参考書になっていくにつれて、知らないうちに難関大学に対応した知識が蓄えられていきます。
特に重要な部分については、ノートにまとめていくのも良いでしょう。
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使い方&勉強法②生物が得意ではない受験生
生物が得意でない受験生は、大抵の場合用語を覚えていないことが多いです。
生物はあまり馴染みのない、ミトコンドリアとかコルヒチンとかのカタカナ語が多く、苦手意識を持ってしまうのが原因です。
そこで、ゆっくりでいいので最強講義を読みます。
大切なのは、全部を理解しようとしない事。
覚えようとするのではなく、生物の全体像の把握に努めます。
次に生物Ⅰ・Ⅱの点数が面白いほどとれる問題演習など、基礎の問題集をやります。
全部解けるというわけではありませんが、最強講義をざっと読んだだけである程度解けますし、解説の頭への入り方が違ってきます。
問題集を解いたら、今度は⑴の人達と同じように最強講義と問題集を併用して自分専用の参考書を作りながら勉強することで、いつの間にか生物が好きになっていきます。
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