「化学の新演習」の特徴とレベル
「化学の新演習」は、「化学の新研究」とセットとしてよく取り扱われている問題集です。
分野別に問題が分類されつつも横断した知識(ex.無機、有機の知識を合わせないと解けない理論化学の問題)が問われたり、入試問題としては近年あまりみない傾向の問題が掲載されていたりと、どちらかというと「総仕上げ」向けの問題集と言えるのがこの一冊です。
つまり化学の新演習は化学の基礎がしっかりと固まっている受験生に向けられています。
「重要問題集」などを完璧にした上で、プラスアルファの得点を狙いたい受験生が取り組むのに最適な一冊だと言えます。
化学の新演習を仕上げれば、「受験の化学で怖いのは計算ミスだけ」というレベルに持っていけます。
それがこの問題集が受験化学の最高峰たる所以です。
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化学の新演習の効果的な使い方
化学の新演習は330題と非常に問題数が多いのが特徴です。
すべての問題をこなそうとすれば結構な時間がかかってしまいますし、基礎的な問題も多数含まれている分、時間がもったいないように感じてしまう場面も多いです。
可能であれば全問題に取り組むのが良いのですが、難しい問題も多く、思ったよりもたくさんの時間が消費されてしまい事前の学習計画が圧迫されがちです。
受験は総合点勝負の側面が強いですから、化学のみに引きずられてしまうのもよくありません。
ですから自分の化学の学力と照らし合わせて、苦手分野から一つ一つこなしていくのが好ましいでしょう。
多くの受験生が苦手とする「電池・電気分解」分野と、知識で差がつく「無機化学」分野のみに手をつける、といった使い方がその例です。
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一問一答問題の取り組み方
一問一問の問題の解き方としては、次の2つがキー・ポイントとなります。
POINT1:制限時間を意識する
POINT2:計算結果と答えをしっかり一致させることを意識する
この問題集に取り組む層の多くは、東大・京大のような難易度・分量に対して制限時間が短い試験を要求されるはずです。
だからこそ、制限時間を少しきつめに設定し、その間に解ききる、または取れる得点を最大化するトレーニングをしましょう。
また化学では数学のように計算過程を評価されず、答えのみが評価されることが多いですから、計算は一発で答えと一致させましょう。
検算も余裕があればトレーニングしておくのが良いです。
大学入試における化学の一番のカギは、無機化学や有機化学のような「知らないと解けない」ことではなく、「計算を素早く・正確にこなす」ことです。
なぜなら前者は最悪直前一週間の詰め込みでどうにかできても(好ましくはありませんが)、後者だけは日頃の練習以外で改善していくことができないからです。
その点、「化学の新演習」に登場する問題の多くはうまく約分したりできない問題や、比較的大きい数字を取り扱う計算も多く、有効数字の指定も多様ですから、入試本番を意識したトレーニングにはもってこいと言えます。
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