漢文って、難しそうでなんだか勉強したくないですよね。
なんでわざわざ、中国の文を読まなきゃいけないんだ~!笑
問題として出されてしまうわけですから、そんなことを考えていても仕方がありません。
漢文を1つのゲームとして、いかに時間をかけずに漢文を攻略していくかを考えていきましょう。
一方で漢文は国語という教科の中の、1つの分野にすぎません。
そして古文や現代文に比べて、配点は小さいことが多いです。
ですので漢文はサクッと攻略して、配点の高い英語や現代文に時間をかけたいですよね。
私が受験生の時は、漢文の勉強にはほとんど時間をかけずに、早稲田大学の国語を攻略しました。
そこでここでは私が実践した、最低限の負担でゼロから、共通テストで8割以上、早稲田レベルの漢文も攻略する勉強法をお伝えしましょう。
記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・早稲田大学の漢文、古文を攻略
・大量の参考書を持つ「参考書マニア」
・これまでに2,000人以上の受験生を指導
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漢文の勉強法と読み方を解説!
3つのステップに沿って解説していきますので、少し長くなりますがじっくり読んでください!!
ステップ①句法と漢字を覚える
英語は英単語や英文法、英熟語を覚えますよね。
漢文は「句法」と「漢字」を覚えていきます。
英単語は2000個くらいは覚えなきゃいけないですが、漢文の漢字は100個くらいです。
句法だって70個くらい覚えれば、しっかりと点数が取れるようになります。
そんなに大変ではないので、安心してくださいね。
句法と漢字を覚えるために、「漢文ヤマのヤマ」や「漢文早覚え速答法」など、漢文の参考書を1冊用意しましょう。
「漢文ヤマのヤマ」の方が初級者向けなので、漢文が苦手な人におすすめです。
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漢字の具体的な勉強法
漢字については、参考書に掲載されている100個ほどの漢字を、すべて覚えればOKです。
志望校の過去問を先に見て、漢字を書かせる問題が出題されるかどうかだけは、先に確認しておいてください。
漢字を書かせる問題が出題されないのであれば、その分、漢字の勉強は楽になりますからね。
基本的には「読み方」と「意味」の2つを覚えておけば、問題ありません。
漢文ヤマのヤマでは下の写真のように、重要な漢字がまとめて覚えられるようになっているので、活用しましょう。
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句法の具体的な勉強法
句法は入試問題で問われる3つのパターンを想定して、勉強していきましょう。
勉強した内容が得点に直結するので、効率的に勉強を進められます。
句法の3パターン
①特定の句法を使った文をの訳を問う
②特定の句法が含まれた文を、書き下し文にさせる
③返り点の正しい振り方を問う
入試で問われる頻出パターンは、上記の3つ。
①特定の句法を使った文をの訳を問う
句法を使った文の訳を問う問題は、参考書の句法の訳を覚えて、例題を使って実践的にアウトプットしましょう。
下の写真のような例文を、しっかりと訳せるようにすることが大切です。
英単語と違って、訳と意味を丸暗記しても、いざ文章を訳そうとすると難しいのが漢文の句法です。
実際に例題を訳して、「覚えた句法は、こうやって使うんだ」というのを学びましょう。
例文をたくさん読んでいき、「自然と訳せるようになる」まで力を伸ばしてください。
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②特定の句法が含まれた文を、書き下し文にさせる
書き下し文にするためには、問題をたくさん演習していくことが大切。
漢文ヤマのヤマには下の写真のような例題が、たくさん収録されています。
重要な句法を覚えてうえで、実践的に演習できるのでとても効果的です。
漢文早覚え速答法には、「いがよみ」というものがあります。
句法の漢字以外の部分の読みが、ハイスピードで覚えられるようになっています。
「いがよみ」繰り返し音読することで、自然と頭にインプットされていき、書き下し文に直す力が身に付きます。
③返り点の正しい振り方を問う
返り点を書けるようにするためには、自分でガンガン返り点を書き込んで力をつけていくのが近道。
上の写真は漢文ヤマのヤマの例題に、私が演習のために返り点を書き込んだものです。
演習問題だけではカバーできる範囲が狭いので、参考書の例文や例題の文を、別紙に白文の状態で書き出して、自分で返り点を振っていきましょう。
ちょっと大変な作業ではありますが、間違いなく得点に直結します。
早稲田大学を中心に、難関大学では白文に返り点を振らせる記述問題が頻出です。
記述問題は配点が高いので、しっかりと対策しておきましょう。
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ステップ②漢文の読み方を学ぶ
基本的にはここまで学んできた漢字と句法に沿って、読み進めていきます。
漢文を読む際のポイントは、下の2つです。
2つのポイント
①漢文はスラスラ読めるものではない
②情景をイメージしながら読む
①漢文はスラスラ読めるものではない
1つ目のポイントは、「漢文は読めない部分も多い」という意識を持つこと。
英語長文であれば、ほとんどの文が読めて、頭に内容がバッチリ入っていることも多いでしょう。
しかし漢文は覚える漢字も少ないですし、読める部分はそう多くはありません。
ですので覚えた漢字と句法をフルに活用して、「点数を取る」ことにフォーカスしましょう。
スラスラ読めることが目的ではなく、あくまで点数を取れればOKと考えてください。
②情景をイメージしながら読む
2つ目のポイントは、「漢文で書かれている情景をイメージしながら読む」こと。
漢文は読める部分が少ないわけですから、その分自分で補っていかなければいけません。
情景をイメージしながら、臨場感を持って読んでいると、「ここは読めないけど、この状況だから、きっとこんなことをしたってことだろう」と推測できるようになります。
覚えた漢字と句法に加えて、推測力を働かせて、「ゴリ押し」で読んでいきましょう。
少々読めないところがあっても、毎回立ち止まるのではなく、力技で読み進めてください。
この意識でたくさんの漢文を読んでいくと、徐々に慣れていって読めるようになっていきます。
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ステップ③問題演習で実践的な力をつける
必要な知識をインプットしたら、後はアウトプットをするだけ。
漢文の問題をたくさん読み解き、今までインプットした知識を、得点につなげられるようにしましょう。
漢文はこれまでの人生で、ほとんど触れることがなかったはずですから、とにかく問題演習をしまくることが大切なんです。
そうすればいつの間にか、漢文に対する苦手意識やアレルギーがなくなっていくでしょう。
徐々に「漢文って、こうすれば点数が取れるんだな」と、漢文の解き方が分かるようになってきますよ。
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漢文の解き方と読み方まとめ
ポイント
・漢文は「句法」と「漢字」の2つがメイン
・3つの頻出パターンに向けて対策をする
・漢文ヤマのヤマが初中級者におススメの参考書
・読めないなりになんとか、答えを出していく
・問題演習をたくさんして、漢文に慣れることが大切
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
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