記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
・同志社大学の過去問を実際に解きながら解説
同志社大学は「関関同立」の中でもトップと位置付けられている、関西の私大では最も人気のある大学の1つです。
その難易度と人気から、「西の早稲田」とも呼ばれています。
偏差値でいえば50後半から65ほどと高く、倍率も低くありません。
そんな難関大学に、どうしたら合格できるのでしょうか。
「同志社大学の英語で8割を取るための対策&勉強法」をお伝えしましょう。
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同志社大学の英語の傾向について
同志社大学は下のようにたくさんの学部がありますが、どの日程も問題の形式はほとんど変わりません。
同志社大学の学部
「神学部」「文学部」「社会学部」「法学部」「経済学部」「商学部」「政策学部」「文化情報学部」「理工学部」「生命医科学部」「スポーツ健康科学部」「心理学部」「グローバル・コミュニケーション学部」「グローバル地域文化学部」
これだけの学部がありますが、個別日程も全学部日程も、問題形式があまり変わらないので、対策しやすいでしょう。
関関同立をまんべんなく受けるよりは、同志社大学1つに絞って複数の学部を受験した方が、合格率は上がるはずです。
英語の試験の解説
同志社大学の英語の制限時間は100分と、時間にはかなり余裕があります。
設問は英語長文と会話問題がメインで、どちらも文章量が多くなっています。
どの設問もオーソドックスな形式で、クセのある問題はあまり出題されていません。
配点の高い「和文英訳」、「英文和訳」が出題されるケースが多いですが、ここは絶対に落とせません。
難易度は高いものの、出題傾向が安定していて対策するべきことはハッキリしているので、準備はしやすいでしょう。
時間制限も厳しく無いので、同志社大学の英語はしっかりと準備しておけば、入試本番でも自分の実力を発揮して、合格点がとりやすい問題形式です。
語彙や文法の強化も忘れずに
英文法やの独立問題は出題されていませんが、長文の中で文法や語彙の知識が問われています。
得点に直結するケースもあるので、日ごろから文法や語彙も勉強しておきましょう。
英熟語の知識も必要になりますから、英単語だけでなく、熟語も覚えておかなければいけません。
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同志社大学の英語のレベル/難易度
同志社大学の英語は「英語を読む」問題ばかりですが、英文そのものの難易度が高いです。
関関同立の中でも英文の難易度でいえば、最も難しいと言えるでしょう。
設問はひねったものが少ないので、英文がしっかりと読めていて、語彙や文法が固められていれば、得点を稼げるでしょう。
文章量が多く難しい長文でも対応できるように、「長文を読む」ことにフォーカスして、トレーニングを重ねることが大切です。
同志社英語の英語長文の対策法
同志社大学の英語長文は1文1文が長く、構造も複雑な文が長文の中にたくさん含まれています。
あまり目にしないテーマの長文が出題されることも珍しくないので、「何を言ってるか、良くわからない・・・」となってしまうこともあるでしょう。
文章量が多い長文が出題されることもあるので、冒頭から要点をおさえながら、論理的に読み進めていかなければいけません。
1文1文を正確に読めるようにした後、文章の主題をしっかりつかむ練習が必要です。
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1文1文を正確に読めるように
まず1文1文を読めるようにするために、文構造を理解して英文を読むトレーニングに取り組んでいきましょう。
左から右へなんとなく英文を読んでいるだけでは、難易度が上がるにつれて英文が読めなくなっていきます。
「英文解釈の技術シリーズ」「世界一わかりやすい英文読解の特別講座」など、英文の精読ができる参考書に取り組み、精読力を磨いてください。
精読力力が身につくと、構造が複雑で長い文も、細かく切って読めるようになるので、文がスラスラ読めるようになります。
1文1文が読めるようになれば、それが積み重なって作られた長文も、徐々に読めるようになるという事ですね。
同志社大学の英語長文はテーマが取りにくいですから、1文1文をヒントにして主題を取っていかなければいけません。
英文が正確に読めないと全体をぼんやりとしか理解できなくなってしまうので、難しいテーマの長文は特に理解ができなくなります。
同志社大学の英語は時間制限が厳しくありませんから、難しい文に出会ったときは勇気をもって立ち止まって、構文を取ってもOKです。
難しい文にぶつかった時に、ちゃんと読める力をつけておくことが大切です。
主題を取れるようにしよう
1文1文を読めるようになったら、今度は主題を取れるようにしなければいけません。
同志社大学の長文は最後まで読み終えても、「結局、何が言いたかったんだ・・・?」となってしまうことも多いですからね。
そうならないように「筆者の主張」を意識しながら、「簡単な要約をメモする」ようにしていきましょう。
下の図のような形で、「序盤」「中盤」「終盤」と大まかにメモをしていき、全体の要約を作るようにすると、文章の内容を整理できます。
冒頭から1本のストーリーが通っていることを意識して、流れを理解しながら読んでいくことが大切です。
1文1文をただぶつ切りに訳していくだけでは、文章量が多く、テーマが難しい長文は読めません。
精読の力と、主題を取る力の両方が身につけば、同志社の難しい英語長文もバッチリですよ。
問題集でトレーニングしよう
文章量が多い長文をたくさん演習して慣れておかないと、入試本番で焦ってしまう可能性があります。
途中で集中力が切れてしまったり、時間切れになってしまったりするでしょう。
「英語長文ハイパートレーニング」や「英語長文ポラリス」など構文の解説が詳しい問題集に取り組み、解いた長文をしっかりと復習するようにしてください。
日ごろから長文を解くときは必ずストップウォッチで時間を測り、入試本番を意識することが大切です。
同志社大学の英語は時間の制限が厳しくないとはいえ、ゆっくり読んでいる余裕はありません。
長い文章を限られた時間の中で読む力を磨いて、本番に臨めるようにしましょう。
どうしても長文が読めない場合は
ここまでお伝えした内容では、同志社大学の英語長文を攻略できそうにないという人は、ぜひ下のラインアカウントを追加してください。
私も現役の時は私大の難しい長文が読めず、日東駒専を含む12回の受験ですべて失敗してしまいました。
その反省を活かして浪人時代は「英語の文章の読み方」を徹底的に研究して、偏差値を40から70.4まで伸ばし、早稲田大学にも合格できました。
私が12回の受験で失敗してしまったところから、どのようにして英語の偏差値が70を超え、早稲田大学に合格できたかをお伝えしています!
語彙を問う問題の対策法
同志社大学の英語長文では、語彙を問う設問がとても多く出題されます。
前置詞を埋めさせる設問や、同義語を選ばせる設問など。
単純に語句を覚えれば良いかというと、そうではありません。
基本的な英単語、英熟語に加えて、英文法と英語構文も完璧にマスターしておかないと、答えるのが難しくなっています。
語句を覚える際には訳を言えるようにするだけでなく、前置詞も一緒に覚えておくことで、前置詞を埋めさせる問題にも対応できるようにしてください。
同義語を選ばせる問題の解き方
同義語を選ばせる問題では、全く見たこともないような語句の意味を問うケースも多くみられます。
この場合は推測力を問われている可能性が高いです。
難しい語句や、読めない文が出てきたときに、どう対処するのかを見ようとしているわけですね。
下線部を( )に置き換えて、空所補充問題と考えて解いてみましょう。
下線部の前後だけで解こうとせずに、文章全体の流れや、パラグラフ、前後の文などあらゆる情報をヒントにすることが大切です。
選択肢を見る前に自力で推測して、一番近い選択肢を選ぶようにしてください。
先に選択肢を見てしまうと先入観が入ってしまい、どうしても間違えやすくなってしまいます。
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内容一致問題の対策法
同志社大学の内容一致問題は8つの選択肢の中から、3つ正解を選ぶというものなど、選択肢がとても多いです。
この設問を解くコツは、パラグラフを1つ読むごとに、選択肢にマルかバツをつけていくこと。
最後まで文章を読み切ってから選択肢を見ると、8つも選択肢がありますから、頭から長文の内容が抜けてしまって、何度も文章を読み直さなければいけなくなるでしょう。
ですからパラグラフを1つ読むごとに選択肢に目を通し、文章の内容が頭にバッチリ入っているうちに解いてください。
判断できる選択肢からチェックをつけておき、怪しい選択肢は後で答えが出てくる可能性があるので、いったんパス。
最後まで読み切っても分からなかった選択肢だけ、もう一度ピンポイントで読み直せば、タイムロスも防げます。
正答率が上がるのはもちろん、読み直しをしなくても良い分、時間の短縮にもなりますよ。
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和訳問題の対策法
同志社大学では英語長文の中の1文を、和訳させる問題が出題されています。
長文の中のでの和訳問題は、下線部だけを見て訳そうとしてはいけません。
和訳を求められる部分には難しい語彙や構文が含まれていることもあり、これらを「推測」しなければいけません。
パッと見て訳せそうにないとあきらめてしまう人が多いですが、和訳問題は配点も高いですし、部分点でももらうという気持ちがないと大きく差を付けられてしまいます。
文脈をヒントにして訳せる部分を先に訳し、分からない部分は推測していきましょう。
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注意:翻訳機のような和訳を書かない
和訳を書き出す際には「機械的な文を書かない」ように意識してください。
英文を訳そうとすると、機械が翻訳したような不自然な訳を書いてしまう人が多いです。
長文の内容を踏まえたうえで、自然な訳を書き出せるようにしましょう。
誰が見ても、スムーズに理解できる訳が理想です。
おすすめの参考書
和訳問題が苦手な人は、和訳用の参考書にも取り組むと良いですね。
「英文和訳演習」などの参考書がおすすめ。
レベルとしては基礎編からスタートして、中級編まで取り組めればかなりの力が身に付きます。
和訳問題を演習すると長文を「なんとなく」読んでいた場合、正確に読めていないことが明確になるので、精読力の強化にもつながります。
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並び替え問題/整序問題の対策法
長文の中の英文のパーツがたくさん空所になっていて、選択肢から埋めて英文を成立させる問題。
これは一般的な並び替え問題/整序問題と同じ種類です。
長文の文脈をヒントにして、英文を作っていきましょう。
空所以外の部分を参考にして、文型を把握して、英文のルールにのっとって埋めていってください。
「主語・述語・目的語・補語などを、正しいルールで組み合わせる」という点が最も大切です。
並び替え問題でも重要な英文法の要素や構文が狙われるので、しっかりと勉強しておきましょう。
おすすめの参考書
並び替え問題はあまり演習できる問題が少ないですが、配点が高いのでしっかりと対策しなければいけません。
おすすめの参考書は「英語整序問題精選600」。
NextStageやVintage、スクランブルなどの有名な問題集でも、整序問題の数は少なく、ニガテとしている受験生が多いです。
整序問題を大量に解けるので、並び替え問題が得意になるでしょう。
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同志社英語の会話問題の対策と勉強法
同志社大学の会話問題は、「どれだけ会話をイメージ出来ているか」がカギになります。
しっかりと文章を読めていることはもちろん、どのような雰囲気で、どんな立場の人が話しているかをしっかりとイメージする必要があります。
会話問題をたくさん読んでいき、「イメージ」をしながら読めるように、トレーニングを重ねてください。
それができていれば、設問には難なく答えられるでしょう。
「Please keep the change.=おつりはいりません。」
といった知らなければ回答できない、いわば「会話の定型句」はあまり出題されませんから、会話文をたくさん解いて慣れればOK。
同志社大学の過去問はもちろん、他の大学の過去問を解いていくと色々な形式の会話問題に出会えるので、良い対策になります。
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英訳問題/英作文の対策法
会話問題の一文が日本語となっていて、それを英語に訳す問題が出題されています。
まずは会話文を全て読んで、内容を理解してください。
全体像を理解したらその内容を踏まえて、日本語文をかみ砕いていきましょう。
日本語の会話文は表現も幅広く、いきなり英語にしようとしても、なかなか訳しにくいものです。
文の内容を変えることなく、英語に直しやすい形に直してから、英語に変換してください。
トレーニング方法
英作文では重要な英文法の要素を含んだ部分が、狙われるケースが多いです。
CDや音声を使って英文法の例文を何度も音読して、例文ごと覚えてしまいましょう。
そうすれば同じ文法事項が狙われたときに、例文を少し組み替えて、回答できるようになります。
おすすめの参考書
おススメの参考書は「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」。
和訳問題を解き、解説をしっかりと読んでいくことで、和訳問題が得意になっていきます。
和訳問題は配点が高いので、参考書に取り組んで勉強を進めるのが良いでしょう。
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同志社大学の英語の対策&勉強法まとめ
同志社大学の英語は時間制限に余裕がありますし、傾向も安定しています。
ここまでお伝えした対策を頭に叩き込んで、何度も過去問演習を行えば、入試本番で大崩れすることは少ないでしょう。
過去問で安定して合格点を取れるようにして、入試本番でも実力を発揮して、合格できるよう頑張ってくださいね。
関関同立はどの大学も英語の難易度がさほど変わらないので、関西大学、関西学院、立命館大学などの過去問も演習すると効果的。
GMARCHなどの過去問も解いておけば、より対応できる問題が増えていくので、得点も上がっていきます。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
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