世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800とは?レベル・難易度と使い方!


私は受験生の時、早稲田大学の社会の試験で9割の点数を獲得するとともに、国立2次試験の論述で8割を獲得し、第一志望校の難関国立大に合格したものです!

この記事では「世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800」について、問題集の特徴や難易度、使い方などを徹底的に解説していきます。

 

世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800とは?簡単に紹介!

▪︎概要:通史の流れのインプットと入試問題演習によるアウトプットが同ページで同時にできる講義系参考書と問題集を掛け合わせたような参考書。

▪︎著者(出版社):村山秀太郎・市川賢司(学研出版)

▪︎レベル・偏差値:共通テスト〜MARCHレベル(55〜65)

▪︎ページ数・問題数:400ページ・800問

▪︎正誤問題・文化史・地図問題などあらゆる出題形式に対応

▪︎フルカラーの図解・地図・写真が多く見やすい

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世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800の難易度は!?

本書のレベルはズバリ共通テストで高得点を目指すレベルから、MARCH合格レベルです!偏差値でいうと55から65といったところでしょうか。

世界史の参考書の多くは、通史を理解するための講義系の参考書、用語を暗記するための一問一答、アウトプットするための問題集いったようにそれぞれ役割ごとに分かれていますが、本書の場合は、通史の理解と問題演習を通したアウトプットができる参考書となっているため、効率のよい学習をすることができます。

ただ早慶レベルとなるとこの一冊のみのインプットでは難しいでしょう。

その場合は、講義系の参考書として『世界史B 講義の実況中継』シリーズ(青木裕司・語学春秋社)を使用して通史の理解とインプットをするといいでしょう。

「講義口調でわかりやすい」と口コミにあるように人気の参考書です。

私も本書が好きで受験時代は愛用していました!

学校の先生の授業よりわかりやすかったので、「世界史の授業中に」実況中継を読んでいた記憶があります。

 

また、本書の著者の一人である村山秀太郎先生は、スタディサプリの世界史の講義を担当しているため、スタディサプリと併用することで足りない知識を補うという方法もあります。

「いつ?」、「どこで?」を重視する受験を突破するための本格派講義であると評判で、難関大受験生をはじめとした多くの受験生に絶大な支持を得ています。

ですので、旧帝大以上の難関国立大学志望者や早稲田大学、慶應義塾大学志望者はぜひ活用してみてください!

ともあれ、本書を活用してインプットとアウトプットを繰り返すことで着実な学力アップを目指していきましょう!

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世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800の使い方、進め方

この参考書は名前に「INPUT&OUTPUT」という言葉が使われていますが、その名の通り、インプットとアウトプットが同時に同じページでできてしまうため、記憶への定着率が高くなっています。

世界史をはじめとした社会科の学習においては、このインプットとアウトプットの往復がとても重要です。

そのこ

とを意識して本書を使っていきましょう!

本書を使って以下の流れで学習していってください!

 

まずは一通り読み切る

世界史の学習において通史の理解は一番初めにやらなければならないことです。

ここでは細かい暗記は気にせず、世界史の大まかな全体像と流れを理解することに注力してください。

問題はこの段階では解く必要はありません。

イメージは世界史学習のための地図を頭の中に描いていく感じです。

世界史の用語をインプットするための引き出しを作成していくといってもいいでしょう。

この段階ではあまり時間をかけずに読書だと思って短期間で一気に読みきっちゃいましょう!

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本書を読む演習問題を解く

2周目は、問題集も活用していきます。

本書を再度読んでいきますが、細かい用語にも着目して「覚えるぞ!」という意識で読み進めます。

今回は、理解するだけではなく用語のインプットも目指していくということです。

そして見開き1ページかあるいは一定の範囲を読み終えたら、すかさず演習問題を解いてアウトプットしましょう。

間違えた場合は再度本文を読んで確認した後チェックをして次の範囲に進みましょう。

インプットをした後に、すぐにアウトプットに入ることで確実に知識を定着させることができます。

 

なお、この段階で文章から用語をインプットするのが苦手だったり、インプット量に不安があれば、用語を暗記するための参考書を併用してもいいでしょう。

おすすめは、『時代と流れで覚える!世界史B用語』(文英堂)か『東進 世界史B一問一答 完全版』です。

どちらもAmazonレビュー数も多く王道の参考書で、評価も4.0以上と非常に高いです。

 

再度問題演習を実施する

2周目を終えた頃には、大まかなインプットができているはずです。

3周目は演習問題を再度解いていきましょう。

問題は全部で800問になるため、それだけでも十分なアウトプット量になるはずです!

間違ってもがっかりしないでください。

覚えていなかったり理解が不十分で問題を間違ってしまったら、該当範囲をもう一度読んで確認しましょう。

この段階で頭に入っていない内容は苦手な可能性も高いので、場合によってはノートやルーズリーフなどにまとめておき、いつでも確認できるといいでしょう。

私も問題演習の段階では、苦手な分野や、入試直前に確認したい重要事項を集めた世界史ノートを作成していました!

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世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800が終わったら次は?

本書を学習し終われば、確かなインプット量と相当なアウトプットの経験を積むことができています。

共通テストがメインの目標の方は、共通テストやセンター試験の過去問演習に入ってしまいましょう!

ただ意外と解けない問題も多く、はじめは愕然とするかもしれません。

私も自信満々に解いた過去問が、合格点に全然届いていなかった時は正直かなりがっかりしました。

しかし、そこでめげずにできなかった箇所は世界史トータルナビで再確認しましょう。

また、本書に書かれていない情報があった場合は、別途教科書や資料集で調べたり、過去問の解説を読み込んで、本書に内容をメモしたり付箋で記録しておきましょう。

情報を一元化していくことで復習に役立ちます。

 

一方、MARCHを目指す方や早慶レベルを目指す方は、もう一冊難しめの問題集にチャレンジしてもいいかもしれません。

おすすめは、『実力をつける世界史100題』か『HISTORIA[ヒストリア]世界史精選問題集 です。

どちらも骨のある問題集ですが、確かな演習力が身につくこと間違いなしです!

とにかく、インプットとアウトプットを何度も、何度も繰り返していくことが知識の定着に繋がります。

私も問題演習と知識の確認を繰り返していくことで、早稲田大学の社会の試験で9割の点数を獲得することができるようになるまで世界史の学力を伸ばすことができました!


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