目次
新英語長文問題集 New Approachとは?
・本書の概要: 英単語の基礎を盤石にしたい長文演習系参考書
・著者: 瓜生豊 早崎スザンヌ 矢吹隆之
・出版社: 河合出版
・問題数: 1→22題、2→20題、3→18題
・ページ数:1→369、2→367、3→254
・レベル: 英検準一級程度の英長文を取り扱っている
・評価: 4.4/5 (Amazon)となっており、評判は非常に良いです。
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新英語長文問題集 New Approachに取り組む効果
本書は長文を鍛えつつ、さらに語彙力の強化にも非常に役に立つ参考書です。
本書を使う目的は、基礎語彙の記憶定着をさせながら長文演習も同時にこなすことです。
よって、試験までに時間がない受験生や英単語帳で暗記することが苦手かつ文章中から暗記することが得意な人には非常におすすめになります。
取り扱われている長文はいずれも頻出のテーマであり、他の大学の問題でもよく取り扱われる問題が多く、効率よく演習を進めることができます。
したがって頻出のテーマを押え演習量を抑えつつ、復習を通しながら単語熟語の暗記を確実なものにしていけるので、英文解釈や解法、パラグラフリーディングなどの勉強に回す時間を確保することができます。
受験生は時間が命なので長文演習をしながら語彙暗鬼ができるのは、受験生想いで非常に助かります。
読解問題では長文ごとに目標解答時間が設定されており、時間を気にしつつ解き進めていくことが可能になります。
各長文に語彙問題もついており、語彙力増強に徹底した工夫が凝らされています。
加えて本文の音声がついているので復習の際の音読にも役に立ちます。
巻末には単語のまとめがついており、長文が解き終わるごとに復習したり、一通り終わった後の総まとめをしたりするのに最適でしょう。
また、もし志望校に記述問題が出題されるなら、本書は過去問研究にも役に立ちます。
記述問題の採点基準が掲載されており、自分の解答と解説を比較することで記述問題のコツをつかむことできるように構成されています。
ここで注意ですが、本書は読解のポイントや解法の詳しい説明があまりないので、読解力に自信がない方は他の参考書(筆者は「The Rules」シリーズをおすすめします)を先に学んでおく必要があります。
構文解説も詳しくないので、英文解釈が苦手な人も他の参考書(筆者は「英文解釈の技術」シリーズをおすすめします)を先に学んでおく必要があります。
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新英語長文問題集 New Approachのレベルと取り組む難易度
本書が取り扱う英文の難易度は1・2・3いずれも同じだが、1<2<3の順で英文の文字数が増えるので、1・2・3で、読解問題の難易度は多少変わります。
英文のレベル的には、いずれも英検2級から準1級程度の長文がメインになっています。
以下に本書の難易度を書いておきますので、ぜひ確認してみてください!
※あくまで目安なので自分のレベルが達していないからと言って諦めることはやめましょう。
※買うかどうか悩んでいる人は通販サイトのレビューや口コミ、または実際に本屋さんに行って考えてみてみましょう。
New Approach1の難易度
共通テストリーディングで6割以上取れる人が前提です。
レベルは地方国公立やGMARCh、関関同立の簡単な学部であり、これらを志望している人が使うと効率的でしょう。
英語長文があまり長くない500字前後の大学に向いています。
New Approach2の難易度
共通テストリーディングで7割以上取れる人が前提です。
レベルは地方国公立の難しい学部、旧帝大の簡単な学部であり、これらを志望している人が使うと効率的でしょう。
英語長文が比較的長い600字以上の大学に向いています。
New Approach3の難易度
共通テストリーディングで8割程度取れる人が前提です。
レベルは旧帝大の標準的な学部、早慶の簡単な学部を解くための基礎レベルであり、これらを志望している人が使うと効率的でしょう。
英語長文が長い700字程度の大学に向いています。
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新英語長文問題集 New Approachの勉強法
※まず、英単語や英文法に強い苦手意識がある人は本書に取り組む前に、英単語や英文法の勉強を優先しましょう。
①とりあえず解いてみる
難しいと感じても、すぐには答えを見ずに問題を解いてみましょう。
分からない単語や構文などに出会ってもある程度予想して読んでみましょう。
このとき問題文に書き込みをするのはなるべく避けることをオススメします。
繰り返し解くことで実力がついてくるので、次解くときのために問題はきれいにしておきましょう。
②答え合わせをする
自分の回答と答えを比べて何が間違っていたか、何が足りなかったかを確認しましょう。
解説を見て、知らなかった解き方や新しい単語や構文に出会ったら次は間違えないようにするために、マーカーなどで印をつけておくことをオススメします。
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③解きなおす
解いてから一週間以内に復習しましょう。
このとき、単語リストにあった単語の意味や使い方を意識しながら解きましょう。
本書は単語を覚えるのにとても工夫を凝らしているので思い出しながら解くことで単語や熟語の定着率がグンと伸びます。
1周目が終わったら2周も3周も繰り返し解いて、実力をつけましょう。
筆者も受験勉強で、長文を解きながら英単語も覚えていくやり方で語彙を増やしていましたが、復習はやはり大切だと実感しました。
ただ復習するだけではなく、紙にまとめ、例えば接頭辞・接尾辞・語幹などを意識しながら毎日単語を暗唱したり、熟語の前置詞のイメージを復習しながら暗記してみたりといろいろ工夫しました。
受験生の数だけ勉強の仕方があるので、ぜひ皆さんも自分なりの方法で語彙の確認とその定着を確実なものにしていってください!
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新英語長文問題集 New Approachが終わったら次は?
本書が終わったら次は何をすればいいでしょう。
旧帝大以外の国公立大学やGMARCHを志望している人と、旧帝大や早慶志望の人とで次にやるべきことが異なります。
ただ、全受験生に同じアドバイスをしなければならないときは、筆者は「ポラリス3」または「やっておきたい英語長文700」をおすすめします。
しかし、旧帝大以外の国公立大学を志望している人は、本書で記述の演習がある程度済んでいるので、とりあえず過去問に取り組むことをおすすめします。
上記の参考書が終わっている人は...
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① 旧帝大以外の国公立大学志望・GMARCHの人
英文解釈や長文の解き方を既に学んでいる人は過去問を解いてみましょう。
New Approach1・2まで終わっていれば過去問で合格点を取るだけのポテンシャルはあります。
② 旧帝大志望・早慶志望の人
旧帝大を志望している人は「ポラリス3」、または「やっておきたい英語長文700」を必ず取り組みましょう。
それが終わったら過去問演習に入りましょう。
皆さんの受験勉強と志望校合格を応援します!
頑張ってください!!
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