1分間日本史1200はどんな参考書?
1分間日本史は、英単語を覚えるのが得意だけれど日本史が苦手な受験生や、入試直前に基本用語を効率よく復習したい受験生におすすめしたい参考書です。
基礎~標準レベルの基本的な用語1200語を一問一答形式で学習できます。
山川出版や東進ブックスで出されている有名な一問一答集とはレイアウトが全く異なります。
その理由は、『1分間勉強法』(水王舎)の著者、石井貴士先生の学習メソッドが組み込まれているからです。
赤・青・黃の3色で彩られた問題文と答え。
B5版ノートに比べ、手に持って学習しやすい縦186mm×横130mmのサイズ。
勉強する人の記憶に残すために徹底的に計算された設計になっています。
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1分間日本史1200に取り組むのに必要な学力は?
本書のまえがきには初学者でも学習できる、というような記述があります。
しかしこれには注意が必要。
一般的に、日本史の学習では、流れを理解することが大事といわれることが多いのですが、石井先生は流れなど無視してよいというスタンスを取っています。
そのため流れを理解しながら日本史を勉強したいという人にはオススメできません。
逆に、単純暗記に自信がある人はこの参考書に取り組むことで、学力アップにつながる可能性が高いといえます。
どのようなタイプの人が使うかで、当たりはずれがハッキリわかれるので、自分に合う勉強かどうかを確かめながら進めていきましょう。
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1分間日本史1200の使い方&勉強法
使い方&勉強法① 自分にあった暗記のしかたを見つけよう!
〈向いているタイプ〉
これまで日本史を全く勉強していない高1、2年生
〈具体的な勉強法〉
参考書で説明されているやり方にしたがって、1日1単元ずつ1週間勉強してみます。
1週間後に7つの単元の用語が定着してるかテスト。
一問一答の問題に解答し、何も見ずに正しい答えを漢字で書き取れるか、チェックします。
8割以上正解なら暗記型。
それ以下なら理解型。
〈期待できる効果〉
先程も紹介したように、本書は丸暗記が得意な受験生に向いています。
これを逆に利用して、これから日本史を勉強する人が、丸暗記型なのか理解型なのかを把握するのに役立てようということです。
自分にあった暗記のしかたを知ることができれば、日本史だけでなく、他の科目の成績を伸ばすうえでも大いに役立つこと間違いなし。
まずはこの参考書を勉強し、自分にあった暗記の型を見つけてみましょう。
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使い方&勉強法②友達とクイズを出し合う
〈向いているタイプ〉
ゲーム感覚で日本史を勉強したい高校2、3年生および浪人生
〈具体的な勉強法〉
友達を2,3人勉強に誘いましょう。
友達は1人でも構いませんが、人数が多いほうが盛り上がります。
出題者を1人決めてください。
出題者は「1分間日本史」の中から、ランダムに10問を選択し、クイズとして出します。
出題者以外の人はクイズに早押しで回答してください。
解答権は1人1回とします。
10回終わった時点で各メンバーの正解数を確認しましょう。
2人で取り組む場合は解答者の得点を控えておいてください。
3人以上の場合は最も正解した人に1ポイントを与えます。
同率の場合は両者にそれぞれ1ポイントを加算すること。
出題者をチェンジして、①〜③を繰り返して下さい。
全員出題するようにしましょう。
全員の出題が終わったら、得点を確認します。
2人の場合は正解数の多い人、3人以上の場合は最もポイント数が高い人が優勝です。
〈期待できる効果〉
1分間日本史の一問一答は、ほかの一問一答集と比べて、問題文が短いのが特徴です。
問題を聞きとりやすいので、クイズとして出題しやすいです。
また、問題を出すという立場を経験すれば、出題者の視点に立つことができます。
他の人が答えられなかった問題は定期テストや模試で狙われる可能性が高いでしょう。
また、今回紹介したルールはあくまで一例に過ぎません。
ルールを自分たちで作ってみるのも面白いです。
勉強、と意気込んで机に向かうよりも楽しんで勉強できますよ。
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使い方&勉強法③試験前の基礎用語テスト
〈向いているタイプ〉
試験を間近に控えた受験生
〈具体的な方法〉
何も見ずにいきなりテストします。
一日で全ての用語を確認しても、何日かに分けても構いません。
答えをしおりや下敷きで隠し、問題文を見て答えを言えるかをチェックしていきます。
ただし、使い方&勉強法①と異なり書き取る必要はありません。
答えられなかったり、間違えてしまった用語については、後で見てわかるようにマーカーやシャープペンなどで印をつけておくと良いですね。
間違えた用語について、復習します。
『1分間日本史』で紹介されている方法で勉強しても、これまでやってきたやり方でも構わないので、試験前に必ず答えられるようにしておきましょう。
〈期待できる効果〉
試験の直前期はやることがたくさんあって大変。
日本史以外の科目の勉強に加えて、私大や国公立二次の試験対策もしなければなりません。
忙しいなかで効率よく日本史の基礎知識を復習するうえで、1分間日本史は格好のお助けアイテムとなります。
1200語と用語数が非常に絞られていますし、(有名な東進ブックスの一問一答集は延べ6720語) 問題文が短いので、サクサク進めます。
1分間日本史を使って、入試直前の限られた時間のなかでスピーディに基本用語を見直してみてはいかがでしょうか。
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1分間日本史1200の使い方&勉強法のまとめ
『1分間日本史1200』は他の日本史の参考書に比べて、クセが強いです。
そのため勉強方法がある程度限られてしまい、柔軟な使い方ができないとうまく活用するのは難しいです。
単純暗記に自信がある人が日本史の知識を補ったり、ある程度日本史の学習が進んでいる人が復習用として使うのが一番効果があるといえます。
この参考書を使って勉強しようという人は必ずこの参考書の特徴を理解したうえで、学校や予備校の先生等身近な人に相談するなどして、本当に自分にあっているかを見極めてから取り組むのが賢明です。
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