早稲田大学社会科学部の英語の対策&勉強法
早稲田大学の社会科学部は、クセのある問題が多いことで有名です。
正誤問題と会話問題が、特にクセものですが、英語長文もやっかい。
社学のクセをしっかり対策しておかないと、模試でA判定が出るほどの実力を持っていても、落ちてしまう可能性は十分にあります。
逆に対策をしっかりしておけば、E判定でも合格出来る可能性は、少なからずあるでしょう。
GMARCHに全て落ちても、社学にだけひっかかったという例もありますからね。
一発逆転を狙いたい受験生から、確実に早稲田大学に合格したい受験生まで。
ここで「社学のクセ」を知り、他の受験生よりも圧倒的に有利に戦っていきましょう!
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早稲田社学英語 正誤問題の対策&勉強法
早稲田の社学の正誤問題は難易度が高く、ほとんどの受験生がニガテとする問題ですね。
正誤問題は何も対策していなければ、毎回「NoError」を選びたくなってしまうほど、ミスが見つけにくいんです。
でも安心してください。
トレーニングさえ積めば、しっかりとミスが見つけられるようになりますよ。
実は正誤問題には、「ミスのポイント」が大方決められているのです。
主語が単数なのに、三人称のsがついていなかったり。
不可算名詞なのに複数系のsがついていたり。
実際に正誤問題を解いて答えを見てみると、「え、何で気づけなかったの?簡単じゃん」となるくらい、内容自体は難しくありません。
何度も何度も正誤問題を解いて、ミスに反応できるようにすれば良いだけなんです。
トレーニングを繰り返して、「注目すべきポイント」に瞬時に反応できるようになれば、10問中6問程度は正解できるようになります。
安定して6問程度正解できるようになったら、この大問はOK。
難問もまぎれているので、それ以上取ろうとしてもコストパフォーマンスは悪いでしょう。
トレーニングにおススメの問題集は、「スーパー講義英文法・語法正誤問題」。
とにかくたくさんの問題を演習できるので、正誤問題を体で覚えられ、瞬発力を鍛えられますよ。
正誤問題の詳しい勉強法については「スーパー講義英文法・語法正誤問題を使った、正誤問題の攻略法」をご覧ください。
社学の正誤問題も、これでばっちりですよ。
また早稲田大学の人間科学部でも正誤問題が出題されますから、過去問を練習用に使いましょう。
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早稲田社学英語 空所補充問題の対策&勉強法
空所補充問題は単純な文章の理解力を問だけでなく、読解力、文法力と、語彙力の3つが問われています。
読解力をつける対策&勉強法
社学の文章は、内容が抽象的で、読みにくいことで有名。
主題がとりにくく、1文1文の文構造が複雑な文が多いんです。
こういった難しい文章を読めるようにするためには、1文1文を正確に読み取る力を身になければいけません。
そのために必要なトレーニングは、自分でSVOCや修飾部などの文構造を、ペンで何度も振ること。
そして最終的に、目で見て構文を取れるようにすることです。
この力が身につくと、構造が複雑で長い文も、細かく切って読めるようになるので、文がスラスラ読めるようになります。
1文1文が読めるようになれば、それが積み重なって作られた長文も、読めるようになるという事ですね。
具体的なトレーニング方法は、「スラッシュリーディングをマスターしよう!1文1文を正確に読めるようになる方法」をご覧ください。
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文法力を身につける対策&勉強法
文法において大切なのは、文法を深く理解したうえで、アウトプットを繰り返すこと。
受験生の英文法の勉強を見ると、NextStageなどの英文法の問題集を解く事だけにフォーカスしてしまっているケースが多いです。
これでは英文法の理解の部分が足りないので、一問一答形式の簡単な問題にしか答えられません。
早稲田レベルの講義の参考書と、アウトプットの問題集をどちらも勉強しましょう。
英文法の詳しい勉強法については、「中学レベルから、早稲田合格レベルへ!英文法の完全攻略法」をご覧ください。
語彙力を身につける対策&勉強法
社学の空所補充問題は、単語だけでなく、熟語と構文が多く出題されるのが特徴。
どの受験生も英単語は勉強していますが、英熟語と英語構文をおろそかにしてしまっているケースは多いです。
英熟語帳は早稲田レベルまで対応できるものを、1冊だけで良いので完璧にマスターしてください。
速読英熟語や解体英熟語、英熟語ターゲット1000、英熟語alwaysなどなど。
1000個ほどの英熟語が掲載されていますから、それをマスターできれば十分です。
構文については、解体英語構文などでしっかりと対策しておきましょう。
英熟語は覚えるのが難しいので、「英熟語はこう覚える!前置詞に注目した正しい覚え方」で暗記法を知っておいてくださいね。
英単語については、必要なレベルの英単語をインプットすればOK。
社学の空所補充問題では、前置詞や副詞、接続詞も出題されるので、こちらもしっかりと覚えておきましょう。
以下、有名な英単語帳のレベルをまとめたものです。
中学レベルから早稲田合格レベルまでの英単語を、しっかりと覚えましょう。
「最速暗記!大学受験の英単語の覚え方」で、英単語の覚え方も学んでくださいね。
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・速読英単語上級編・・・MARCH上位レベル~早慶以上のレベル
・速読英単語必修編・・・高校入学レベル~MARCHレベル
・速読英単語入門編・・・中学レベル~高校1年生レベル
・システム英単語BASIC・・・高校入学レベル~MARCHレベル
・システム英単語Ver2・・・高校2年生レベル~早慶レベル
・英単語ターゲット1200・・・中学レベル~センター入門レベル
・英単語ターゲット1400・・・高校1年生レベル~センター試験レベル
・英単語ターゲット1900・・・センター試験レベル~早慶レベル
・ユメタン0・・・中学レベル~高校基礎レベル
・ユメタン1・・・高校基礎レベル~センター試験レベル
・ユメタン2・・・センター試験~早慶レベル
・ユメタン3・・・早慶レベル~東大京大レベル
・単語王2202・・・センター試験~早慶以上のレベル
・鉄壁・・・センター試験レベル~早慶レベル
会話問題の対策&勉強法
早稲田大学社会科学部では、以前は会話問題が出題されていました。
ここ数年は出題されていませんが、傾向が変わることもあるので、念のため対策をお伝えしていきます。
社学では会話の定型句の暗記が大切です。
Please keep the change.
おつりを取っておいてください
など、知らなければ正解できない定型句が多く出題されます。
「会話問題のストラテジー」など、会話用の参考書を使い、定型句をたくさん覚えてください。
社学では出題されるか分かりませんが、早稲田大学は会話問題が出題される学部が多いですから、しっかりと対策しておきましょう。
もちろん早稲田大学だけでなく、他の大学の対策にもなりますよ。
会話文の詳しい対策法は、「会話問題はこれで完璧!大学受験の会話問題の攻略法はこちら」を見てくださいね。
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早稲田社学英語 英語長文の対策&勉強法
先ほど、1文1文を読めるようにする勉強法をお伝えしました。
大問3,4,5の長文問題では、抽象的で主題がとりにくい文章が出題されるケースが多いです。
1文1文を読めるようになったら、今度は主題を取れるようにしなければいけません。
最後まで読み終えても、「結局、何が言いたかったんだ・・・?」となってしまうことも多いですからね。
そこでおススメのワザが「パラグラフリーディング」。
文章の要点や、筆者の主張を捉えながら読んでいく手法です。
大切なのは2点。
・文章の主題をとらえられるまでは、慎重に慎重に読んでいく
・常に「この文章は何が言いたいんだ?」と考えながら読んでいく
文章の主題がとらえられないうちにどんどん読み進めてしまうと、内容が頭に入りにくくなってしまいます。
だからこそ主題がとられられるまでは、とにかく精読に徹して、慎重に読んでいってください。
主題がとらえられたら、そこからは読むスピードを上げても、内容が理解できるでしょう。
そして常に「この文章は何が言いたいんだ?」と考えながら読むことで、文を読み流すのではなく、理解しながら読めるようになります。
もちろん筆者の主張は設問になる部分でもありますので、この意識はとても大切です。
「抽象的な文章もバッチリ!パラグラフリーディングを習得する方法」で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
長文問題の回答テクニック
社学の長文でクセがある設問は
・内容一致問題
・下線把握問題
の2つです。
内容一致問題の対策法
内容一致問題は、選択肢が多く、そして長く、その上英語であるため、選択肢自体の理解もとても難しいです。
そして間違っている選択肢のキズも小さいので、パッと見どれも正解に見えてしまいます。
文章をすべて読んだ後に内容一致問題に取り組むと、結局もう一度文章を読み直さなければいけなくなるでしょう。
そうならないために1つ段落を読むごとに、選択肢をチェックしましょう。
確実に正解、もしくは不正解だと言える選択肢をマークしておきます。
最後まで読み切って、まだマークがついていない選択肢のみ、もう一度検証すればOK。
こうすると文章を読んですぐに選択肢を確認できるので、ミスが少なくなるうえに、時間の短縮にもつながります。
下線部把握問題の対策法
そしてこちらもやっかいなのが、下線部把握問題。
下線部と同じ意味の選択肢を選ぶ問題ですね。
この問題を攻略するポイントは、「出題者の意図を考える」こと。
例えば下線部の内容がすごく簡単であるとき。
その文を直接訳させても、全く意味がないですよね。
出題者が問いたいのは、文章をしっかりと理解できているかです。
「下線部の直訳」+「文章の内容」の両方を考慮して、正しい選択肢を選んでください。
逆に下線部の内容が難しい時。
この場合は推測力を問われている可能性が高いです。
難しい語句や、読めない文が出てきたときに、どう対処するのかを見ようとしているわけですね。
下線部を( )にして、空所補充問題として解いてみましょう。
その時のポイントは、文章全体の流れや、前後の文をヒントにすること。
色々な情報をフル活用して、推測する力があるかを問われているので、下線部の前後だけを見てはいけません。
下線部に含まれるのフレーズやワード、前後の文、段落、文章全体など、あらゆる情報を使って、推測してください。
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早稲田大学社会学部の英語の傾向と対策&勉強法まとめ
ここまでお伝えした対策法で、早稲田大学社会科学部の英語のクセに対応してください。
何度も過去問演習を行うことで、クセを自分の得点源に変えてしまいましょう。
そうすれば周りの受験生と大きく差をつけられるはずです。
また早稲田大学は近年、入試の傾向が目まぐるしく変わっています。
問題の傾向だけでなく、入試の方式なども大きく変わっていますから、早稲田大学の公式サイトで受験要項を必ずチェックしましょう。
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
しかし浪人して1ヶ月で「英語長文」を徹底的に攻略して、英語の偏差値が70を越え、早稲田大学に合格できました!
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
浪人をして英語長文の読み方を研究すると、1ヶ月で偏差値は70を超え、最終的に早稲田大学に合格。
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