【学習院大学の英語】レベル/難易度と傾向&対策法!長文や和訳/英作文(和文英訳)/会話の勉強法


予備校講師である私が、実際に法政大学のT日程の英語の過去問を解いて、対策法を解説していきます!
筆者

記事と筆者の信頼性

・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格

・法政や明治、中央などMARCHにも合格

・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導

・学習院大学の過去問を実際に解きながら解説

学習院大学は近年「GMARCH」とくくられるようになり、他のMARCHと遜色ないレベルに上がりました。

一昔前と比べて人気もさらに高くなり、合格するのも難しくなっています。

また学習院大学の英語では記述問題もありますし、問題も特徴的なので差がつきやすいです。

しっかりと対策法や解き方を学び、周りの受験生と大きく差をつけましょう。

「学習院大学の英語で、合格点を取るための対策法」をお伝えします。

最後まで読んで、学習院大学合格を勝ち取りましょう。

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コア試験と、プラス試験って??

学習院大学では2018年から、コア試験とプラス試験の2つの日程に分かれました。

コア試験は従来型、プラス試験は新たに追加された日程です。

日程が追加された分、受験できるチャンスが増えました。

 

コア試験の英語は、どの学部も問題形式はほとんど変わりません。

プラス試験は少し傾向が変わることもありますが、大きな違いはないです。

コア試験の対策をしておけば、プラス試験の問題にも対応できるでしょう。

 

具体的な試験の違い

法学部・経済学部のプラス試験は、文系型の試験。

文学部・理学部のプラス試験は、理系型の試験になっています。

国際社会科学部のプラス試験は英語がない代わりに、英語4技能試験を事前に受験し、スコアを提出する形です。

学習院大学のホームページを必ず確認して、最新の方針を確認しましょう。

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学習院大学の英語の傾向

学習院大学の英語は長文と文法、そして英訳(英作文)が中心になります。

和訳問題や英訳問題など、配点の高い記述問題が多いので、しっかりと対策しておかなければいけません。

様々な問題が出題されていますので、バランス良く勉強をしておきましょう。

早い時期から過去問を確認して、どんな問題が出題されるかを頭に入れておいてください。

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学習院大学の英語のレベル/難易度

学習院大学の英語は難易度そのものは、他のMARCHとさほど違いはありません。

しかし記述問題を中心に、やや解きにくい問題が多いです。

そして90分という制限時間に対して、問題量がとても多く、かなりのスピードを要求されます。

こういった点を総合的に考えると、レベルはGMARCHの中でも難しい部類に入るでしょう。

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学習院大学の英文法の対策法

学習院大学の英文法は、オーソドックスな問題と正誤問題に分かれます。

オーソドックスな問題に関しては、レベルは高くありません。

しっかりと講義形式の参考書で英文法を理解し、問題集でアウトプットをしましょう。

「深めて解ける英文法INPUT」などは受験の英文法を、とても詳しく解説してくれるのでおススメです。

深めて解ける英文法INPUT

英文法を理解したうえで、NextStageなど問題集を1冊完璧に固めれば、英文法で得点を稼げるようになります。

 

正誤問題について

正誤問題は一般的な英文法に比べて、難易度が高くなっています。

まずは英文法の土台を固めてオーソドックスな問題を解けるようにしてから、正誤問題の対策に入りましょう。

「文法的なミスを指摘する」問題なので、文法を理解できていなければ答えられるはずがないですよね。

 

具体的な対策法

正誤問題はあまりなじみがありませんから、文法が理解できていても、問題に慣れていないと得点が稼げません。

他の受験生がニガテとする部分ですから、差をつけるポイントになります。

正誤問題は「主語が三人称なのに、動詞にsがついていない」「不可算名詞なのに、複数形のsがついている」など、ミスのポイントが決まっています。

たくさん正誤問題を解く中で、ミスに気づけるようにしましょう。

おすすめの参考書は「スーパー講義英文法・語法正誤問題」。

スーパー講義英文法・語法正誤問題

私が受験生の時もこの問題集に取り組み、正誤問題を攻略しました。

問題数が多いので、演習する中で感覚的に正誤問題を解けるようになっていきます。

 

他の大学の過去問も解こう

早稲田の「社会科学部」「人間科学部」、上智大学などでは、正誤問題が出題されることが多いです。

早稲田大学の正誤問題では[No Error]といって、どれも間違いがないという選択肢もあって、さらに難しくなっています。

演習用の教材としてとても効果的なので、解いておくと良いですね。

このレベルの問題が解けるようになれば、学習院の正誤問題は余裕を持って解けるでしょう。

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学習院大学の英語長文の対策法

学習院の英語長文は、「内容一致問題」、「和訳問題」、「空所補充問題」、「下線部と同じ意味を選ぶ問題」の4つがメインです。

文章のレベルとしてはさほど難しくありません。

論理展開が複雑な英文はほとんどないので、1文1文がしっかり読めていればOK。

まずは英語長文を読めるようにしてから、設問の対策に入っていきましょう。

焦らずに1文1文をしっかりと読めるようにすることを、何よりも大切に考えてください。

「英文解釈の技術シリーズ」などを活用して、精読のトレーニングをするのがおすすめ。

レベルの易しい「超入門英文解釈の技術60」や「入門英文解釈の技術70」などから取り組んでいきましょう。

 

内容一致問題の対策法

学習院の内容一致問題は、7択ほどの選択肢の中から3つ正解を選ぶもの。

4つの中から1つ選ぶものよりも、細かい部分まで問われる分だけ、難易度が高くなります。

1つ1つの選択肢は、文中のごく一部分について述べているものが多く、なおかつキズも小さいので、パッと見どれも正解に見えてしまいます。

最後まで長文を読み終えてから解こうとすると、内容が頭から抜けてしまっていて、読み直さなければいけなくなってしまうでしょう。

時間制限が厳しいので、できる限り読み直しを少なくしたいところです。

 

そのため「1つのパラグラフを読むごとに、選択肢に目を通す」ことを意識してください。

英文が頭にバッチリ入っている状態で問題が解けるので、正答率が上がるのはもちろん、時間の節約にもなりますよ。

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下線部と同じ意味を選ぶ問題の対策法

学習院大学の英語長文では、語句に下線が引かれていて、同じ意味の語句を選ぶ問題が頻出です。

この問題は以下の3つのステップに沿って、解いていきましょう。

3ステップ

①下線の直訳から意味を推測する

②直訳の意味に文脈を反映し、意味が通る訳にする

③推測した訳に一番近い選択肢を選ぶ

まずは下線部を正確に、直訳してみましょう。

それから文脈を考慮したうえで、正しい訳を推測します。

最後に推測した内容と、一番近い選択肢を選ぶようにしてください。

先に選択肢を見てしまうと、どうしても先入観が入ってしまい、ミスの原因になってしまいますからね。

下線部の前後だけで解こうとせずに、文章の流れをしっかりと理解することが大切です。

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日常で出来るトレーニング

普段から長文を読んでいると、自分が知らない語句が出てくることも多いでしょう。

この時にすぐに辞書を引くのではなく、自力で推測するように心がけてください。

そして推測した訳と、正しい訳を見比べて、答え合わせをしていきましょう。

日ごろからこのトレーニングをしておくことで、推測力が鍛えられていきます。

 

空所補充問題の対策法

空所補充問題も推測力を活用して、問題を解いていきます。

空所の前後だけでなく文脈をしっかりとくみ取ったうえで、入りそうな語句を推測しましょう。

推測してから近い選択肢を選ぶのは、この問題も同様です。

 

タイトル選定問題の対策法

学習院大学の英語長文では、タイトルを選ぶ問題が出題されるケースが多いです。

「①文章全体の内容を含んでいる」「②ポイントをおさえている」の2点を意識して、正しいタイトルを選びましょう。

文章の要旨を選ばせる問題なので、具体的すぎる内容や、文章の一部でしかないもの、そもそも本文で述べられていないものは不正解です。

選択肢を見る前に自力でタイトルを考えて、一番近い選択肢を選んでください。

「自分がこの記事の編集者だったら、どんなタイトルをつけるだろうか」と考えてみると、イメージがつきやすいと思います。

タイトル選定問題は、何度も解くことで感覚で分かるようになってきますので、たくさん過去問演習をしてくださいね。

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和訳問題の対策法

和訳問題は記述式で、配点も高いのでしっかりと対策しておきましょう。

和訳を求められる部分は訳しにくい内容も含まれているので、文脈をヒントにして推測していく力が必要です。

「機械が訳したような不自然な訳」にならないよう、注意してください。

採点者が読んだ時に、スムーズに理解できる、文脈に合った自然な訳を書きましょう。

 

学習院大学の英訳(英作文)の対策法

和文英訳問題は、学習院大学の問題の中でも苦手とする人が最も多いでしょう。

配点が高く差がつくポイントになるので、必ず対策が必要です。

まずは課題文の日本語を、英語に訳しやすい形にかみ砕いていきます。

日本語特有の表現を、上手く書き換えていかなければいけません。

後は文法やスペルのミスが無いよう、英文を書いていくだけです。

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英作文のトレーニング

英作文では「重要な英文法の要素」が狙われやすいです。

例えば仮定法や比較などを使って、正確な英文を書けなければいけません。

ただ文法を勉強しただけでは不十分で、例文の暗記まで取り組みましょう。

英文法の参考書に載っている例文は、重要な要素が詰まった典型的な文なので、音読などをして覚えてください。

例文をたくさんインプットしておけば、それを少し組み替えて色々な英文を書けるようになります。

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学習院大学の英語の対策法まとめ

学習院の英語は、解きにくい問題や対策が立てにくい問題もあると感じたでしょう。

しかしだからこそ、周りの受験生と差をつけるポイントになるんです。

何度もここまでの内容を読み直して、徹底的に勉強していってください。

そうすれば合格最低点を大きく超えて、余裕を持って合格できますよ。

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