政経受験/政治経済選択は不利?有利?メリット&デメリット【早稲田/MARCH/関関同立】


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受験生
政経受験は有利だとか、不利だとか色々な情報が入ってきます。実際のところはどうなのでしょうか?

政治経済を選択する受験生が少ないからこそ、日本史や世界史と比べて情報の収集が難しく、悩んでいる人も多いでしょう。

私も受験生の時は政治経済を選択しましたが、友達で政治経済を選択している人はほとんどおらず、学校の先生もあまり理解できていない状態でした。

政治経済はマイナーな教科だからこそ、色々な噂も流れて、どれか本当か分からないこともありました。

「今年は政治経済が難しくなるらしい。」などなど。

自分で情報を必死で収集したので政治経済にかなり詳しくなり、皆さんにも貴重な情報がお伝えできると自負しています。

政治経済を選択して早稲田大学に合格した私が、政治経済のメリットとデメリットをお伝えします!
筆者

記事と筆者の信頼性

・筆者は政経の偏差値が70を超え、早稲田大学に合格

・早稲田の入試では政治経済の平均点を大幅に上回る

・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導

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政治経済のメリット!勉強量が少ない

政治経済は日本史や世界史に比べて、圧倒的に暗記量が少ないです。

日本史や世界史は、参考書が何冊にも分かれているケースが多いですよね。

「原始~古代編」、「近現代編」など。

 

一方で政治経済は、基本的に内容が1冊の参考書にまとまっています。

それだけ暗記する量が、少ないという事ですね。

勉強時間は日本史や世界史に比べて短いので、とても大きなメリットになります。

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私が受験生の時の体験談

私の場合は、英語6,国語2,政治経済2の比率で勉強を進めていきました。

それでも政治経済の偏差値は常に70を超えていましたし、一番の得意教科でした。

そして選択科目に時間をかけずに済んだので、英語の偏差値もぐんぐん上がっていきました。

日本史や世界史を選択していれば、英語にこれだけの時間はかけられなかったでしょう。

勉強時間の観点から言えば、日本史や世界史に比べて、政治経済は明らかに有利だと言えます。

 

時間が無い人は政経を選ぶのもあり

暗記が苦手な人、入試まで時間がない人は日本史や世界史を勉強している余裕がないかもしれません。

私が受験生の時はまさにその状態で、日本史や世界史を覚えきる力が自分にはないと判断しました。

政治経済は本気になれば、3か月くらいで必要な基本は完成することができるでしょう。

これからお伝えするようなデメリットもありますが、大逆転を目指す人は政治経済を選ぶというのも1つの手でしょう。
筆者

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政治経済のデメリット!受験できない大学がある

日本史や世界史で受験できない大学というのはめったにありませんが、政治経済が選択できない大学・学部は意外と多いです。

有名大学でも政治経済を選択できないケースが多いので、下にリストを挙げていきます。

 

政治経済で受けられない大学リスト

リスト

・慶應義塾大学

・早稲田大学の一部の学部

・上智大学

・津田塾大学

・関西学院大学

・甲南大学

上記のような有名大学・学部は、政治経済では受けられないんです。

様々な人気大学が、政経受験ができないんですね。

これらの大学を目指している受験生は、政経を選択するという選択肢は無くなります。

ご自身が受験を考えている大学・学部が政治経済を採用しているか、必ずチェックするようにしてください。

政治経済の勉強を進めていたけれど、実は政経選択ができない大学が志望校だったとなってしまうと、取り返しがつかないことになってしまいます。

各大学の公式ホームページで利用できる教科が見れるので、早めに確認しておきましょう!
筆者

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政治経済の選択者のレベルは少し低い

早稲田大学の一部の学部、慶應義塾大学や上智大学といった人気の難関大学では、政経受験ができないとお伝えしました。

逆に言えば、難関大学を目指す人が少なくなるため、政治経済の受験生は、若干レベルが低くなる傾向にあるんです。

政経選択が有利な人

・早稲田で政経が使える学部を受ける

・立教大学以外のMARCHを狙う

・関学以外の、関関同立を目指す

・MARCH・関関同立より下の大学が志望校

上記のような受験生には、政経受験がとても有利になります。

志望校だけでなく併願校のことも考えて、政治経済を選択しても、受験に支障が無いかを分析してから決断しましょう。

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政治経済の時事問題について

政治経済のデメリットとして1番に挙げられるのが、時事問題。

時事問題は情報が少ない政治経済の中でも、さらに対策法が確立されていない難しい分野。

「時事問題の対策が難しいから、政治経済は選択しない方が良い」といわれることも多いです。

しかし実際のところ、早稲田大学以外では、政治経済の時事問題はあまり出題されません。

出題されても2~3問ほどで、合否を大きく左右するようなポイントにはなりません。

ですので早稲田大学以外の大学であれば、時事問題を対策しなくても、合格できる可能性は十分にあります。

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早稲田大学の時事問題について

早稲田大学では、政治経済の時事問題が頻出です。

配点の25%程度が、時事問題から出題されるなんてこともあります。

私が早稲田大学の教育学部を受験したときも、4つのうちの1つの大問がまるまる時事問題でした。

ですから早稲田大学を目指す受験生は、時事問題を必ず対策しましょう。

 

時事問題の対策法について

時事問題は入試直前に、大手予備校の時事問題の対策講座を受けるのが、一番手っ取り早いです。

予備校に通っていなくても、時事問題の講座だけを受講することもできますので、お金もさほどかかりません。

私が受験生の時も代ゼミのサテラインで、冬期講習の2コマだけを受講したので、かなり効率良く勉強ができました。

そして入試本番でも対策した内容がかなり出題されましたので、周りの受験生と大きく差をつけられました。

時事問題が出る年ほど、政治経済の平均点が低い傾向にあるので、時事問題の対策はかなり重要です。

特に早稲田大学では得点調整といって、平均点が低い時に高得点を取ると、かなり有利になるシステムがあるので対策しない手はありません。

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政治経済は教科書に載っていない難問が出る?

受験生
政治経済は予想もできない、教科書にも載っていないような問題が出るから不利だと聞きましたが、本当でしょうか?

たしかに数問は、「こんなの知るわけないでしょ!」という難問が出題されることがあります。

ただしそれは政治経済に限ったことではなく、日本史や世界史でも難問・奇問はもちろん出てきます。

そして難問はほどんどの受験生が解けませんから、合否を直接的に左右することはありません。

あなた以外の受験生は、教科書に載っていないような問題も簡単に解けてしまうなんてことは無いです。

誰もが同じ条件で勉強していますから、教科書に載っていないような問題をみんな解いてしまうなんてことはないんです。

政治経済だけが難問が出題されるわけでもなければ、難問に怖がり過ぎる必要もないということです!
筆者

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政治経済は参考書や問題集が少ない?

受験生
政治経済は参考書や問題集の種類が少なくて、勉強がしにくいというのは本当ですか?

たしかに世界史や日本史と比べると、政治経済は参考書や問題集の種類がかなり少ないです。

政経受験をする受験生が少なければ需要が小さくなりますから、あまり参考書や問題集が出版されていないのは仕方がないことですよね。

自分だけが不利になるわけではなく、ほとんどの受験生が数種類の参考書の中から選んで勉強をすることになります。

私は独学で勉強を進めましたが、市販の参考書や問題集で偏差値は70を安定して超えるようになりました。

逆に日本史や世界史は参考書が多すぎて、参考書選びで迷ってしまいがちなので、種類が少ないことをデメリットだとは感じませんでした。
筆者

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政経受験のメリット/デメリットまとめ

ここまでお伝えした通り、政経選択は日本史や世界史と比べてやや不利になってしまう部分もあります。

一方で政経選択ならではの大きなメリットもあることを、分かっていただけたでしょう。

ご自身の志望校やタイプ、受験までの期間を考えて、どの教科を選択するか決断してみてください。

ポイント

・政経は、日本史や世界史よりも勉強時間がかからない

・政経で受けられない大学を志望しない受験生には、政経受験はすごく有利

・早稲田大学を志望しない受験生は、さほど時事問題対策は必要ない

・難問奇問も出題されるが、そこで合否が分かれることはないので気にしなくてよい

・政治経済の参考書や問題集は種類が少ないが、デメリットにはならない


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