浪人なら宅浪と予備校どっちが効率的?3分診断テスト!比率や割合はどっちが多い?


浪人なら宅浪と予備校どっち

宅浪にするか予備校に通うか、浪人生は悩みますよね。

私は受験生の時、予備校には通わずに宅浪を選びました。

そして私の兄は、予備校に通って浪人しました。

どちらも志望校に合格し、今でも受験は良い思い出となっています。

つまり宅浪でも予備校でも、しっかりと勉強をすれば結果は現れるということです。

 

ただし私と兄は、性格が大きく違いました。

おそらく私が予備校に通っていたら、志望校には合格できなかったでしょうし、兄が宅浪していても、結果は悪かったでしょう。

宅浪が向いている受験生と、予備校での浪人が向いている受験生は、性格によって決まると私は確信しています。

あなたがどっちのタイプであるかをチェックしていきましょう!
筆者

記事と筆者の信頼性

・筆者は自宅浪人で偏差値40から、早稲田大学に合格

・予備校での浪人を経験した兄を持つ

・予備校講師として、数え切れないほどの浪人生を指導

それでは宅浪・予備校向きチェックテストを始めていきます!

Yesが多い人ほど、宅浪に向いています。

逆にNoが多い人ほど、予備校での浪人がおすすめです。

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宅浪・予備校どっち向き?
①一人でいることが好きだ

宅浪を選択した場合、1年間のほとんどの時間を1人で過ごすことになります。

1人でいることが嫌いな人にとっては、とてつもない苦痛になるでしょう。

私は1人でいることが好きなタイプだったので、逆に予備校に通って人間関係で悩むのが本当に嫌でした。

人間関係で一切悩むことがなかったので、勉強だけに集中できたのが、成績が上がった要因の1つですね。

 

逆に兄は1人でいることは耐えられないタイプだったので、予備校に通っていなければ、精神的に参ってしまっていたでしょう。

友達と競い合いながら受験を戦えたからこそ、受験に成功できたのだと思います。

人は明らかに「人といるのが好きなタイプ」「一人でいるのが好きなタイプ」に分かれますから、この性質によって宅浪向きか予備校向きかがわかります。

あなたはどちらのタイプでしょうか?

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宅浪・予備校どっち向き?
②朝起きるのが苦手ではない

宅浪をする場合は、自分との勝負になります。

学校や予備校に通っていれば、嫌でも朝早く起きなければいけないので、正しい生活リズムが保てるでしょう。

しかし宅浪をするとなると、朝起きる時間を誰にも管理してもらえません。

夕方まで寝ていたところで、それを注意してくれる人はいないでしょう。

 

私の兄も宅浪をしていたことがあるのですが、毎日のように夕方まで寝ていました。

「明日は朝早く起きるぞー!」と言って、本当に起きたことは1度もなかったですね笑

もちろん勉強は計画通りに進まず、1年間でほとんど成績も伸びていきませんでした。

毎朝しっかりと決まった時間に起きて、勉強に打ち込む強い意志がないと、宅浪では勉強が全然進んでいかないんです。

私も早起きがさほど得意な方ではありませんでしたが、宅浪の時は起きる時間はきちんと決めて、計画通りに勉強に取り組んでいました。

 

毎朝しっかりと起きれる自信がない受験生は、予備校の力を借りるのも一つの手でしょう。

予備校では授業がありますから、嫌でも朝早く起きなければいけない状況を作り出せますからね。

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宅浪・予備校どっち向き?
③大好きな趣味がある

宅浪or予備校チェック③大好きな趣味がある

あなたには、1人で楽しめる大好きな趣味があるでしょうか。

・アニメ

・映画

・マンガ

・ゲーム

・読書

・ランニング

・スポーツ観戦

・ライブ

 

などなど、1人で出来る大好きな趣味がある受験生は、宅浪に向いているかもしれません。

宅浪をすれば1人の日が多くなりますから、リフレッシュしていかないとパンクしてしまうでしょう。

毎日に楽しみとメリハリがないと、1年間の受験期を戦い抜くのはとても難しいと思います。

 

「今日は勉強し終わったら、思う存分ゲームをしよう!」

「1週間頑張ったら、ライブを観に行こう!」

という感じで趣味を楽しみに勉強ができると、宅浪でも良い精神状態で1年間を戦い抜けます。

私は野球観戦とゲーム、アニメが趣味だったので、勉強を頑張ったご褒美に楽しんでいました。

なので宅浪している1年間、意外と楽しくメリハリをつけて生活できました!

 

私の兄は趣味がなかったので、気分転換は「寝る」ことと「スマホをいじる」ことくらいしかなく、メリハリがつけられないのでいつもダラダラしてしまいがち。

そのため予備校に通うまでの兄は、勉強にも気合が入っていませんでした。

一人で出来る趣味が少ない人は、人とコミュニケーションを取ることで、ストレスを発散する傾向にあります。

そういった人は予備校に通って、友達や先生と話すことで、メリハリをつけていった方が良いと思います。

 

あなたは1人で趣味を楽しみたいタイプですか?

それとも人とコミュニケーションを取ってストレスを発散したいタイプでしょうか?

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宅浪・予備校どっち向き?
④1分もムダにせず勉強したい

あなたは「1年間、1分もムダにせずに思う存分勉強をしたい!」と思っているでしょうか。

私は今まで部活ばかりで、あまり勉強をしたことがありませんでした。

だからこそ1年間思いっきり勉強できることが楽しみだったんです。

移動時間や休み時間で、勉強する時間が削られるのが嫌だったので、予備校には通いませんでした。

勉強を「サボりたい」という感覚は、あまりなかったですね。

 

逆に兄は、さほど勉強が好きな人ではありませんでした。

予備校が強制的に勉強させてくれたからこそ、成績はしっかり上がったのだと思います。

そう考えると勉強が嫌いな受験生は、宅浪で頑張るのは難しいかもしれません。

>>宅浪で成功しました。私が偏差値40から早稲田大学に合格した話

 

宅浪・予備校どっち向き?
⑤受験のことを相談できる人がいる

宅浪or予備校チェック⑤受験のことを相談できる人がいる

宅浪で勉強をしていると、どんどん間違った方向に進んでいってしまう可能性も少なくありません。

浪人をしてしまったということは、その時点で勉強法は間違っているケースが多く、しっかりと見直す必要があります。

そして勉強を進めていく中でも、自分でうまく修正しながら、正しい方向へ向かっていかなければいけません。

どんなに必死で頑張っても、勉強法が間違ってしまっていると、思うように成績は伸びていかないんです。

 

「間違った練習は、普通に嘘をつく」なんて言ったスポーツ選手がいましたが、まさにその通り。

予備校に通っていれば、先生やチューターが勉強のやり方を修正してくれますし、スケジュールも立ててくれます。

しかし宅浪だと一人で進まなければいけないので、「相談相手」の存在がとても大切になってきます。

受験で成功した先輩や友達に、定期的に相談に乗ってもらって、軌道を修正していきましょう。

 

相談する相手はできれば「もともと頭が良かった先輩」ではなく、「努力で成績を伸ばした先輩」の方が良いですね。

私も偏差値40から努力で早稲田大学に合格したので、受験生がつまずくポイントや悩みが、痛いほどわかります。

だからこそ相談に乗っていただければ、成績を伸ばすための的確な指導ができると自負しています。

もし周りに相談相手がいないのであれば、ぜひ私を頼っていただければ嬉しいです。

宅浪・予備校テスト終了です!3つ以上Yesがあった人は、宅浪向きかもしれません。
筆者

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宅浪タイプと予備校タイプの違い

宅浪向きの人と、予備校向きの人のタイプをまとめてみました。

ここまでのテストに加えて、あなたがどちら向きかもう一度確認してみましょう。

 

宅浪タイプ

・一人でいる時間が苦にならない

・朝起きるのがニガテでなく、自分でスケジュール通りに進められる

・大好きな趣味があり、浪人生活にメリハリをつけられる

・勉強以外の悩みなく、思いっきり勉強に打ち込みたい

・受験のことを相談できる人がいる

 

予備校タイプ

・人と一緒にいた方が楽しいし、頑張れる

・自分で計画通りに何かを進めることが難しい

・趣味よりなにより、人と話すことが大好き

・自分一人で勉強を進めるのが不安でしょうがない

 

宅浪と予備校の割合

宅浪と予備校の明確なデータを表すものはなかなかありませんので、私が大学に通った時の、浪人生の友達の割合をお伝えします。

私の知り合いに50人ほど浪人生がいましたが、宅浪を経験していたのは5人ほど。

大多数の人が予備校に通って、浪人生活を送っていました。

「宅浪で成功するのは難しい」というデータにもなりますが、そもそも宅浪をしている人の数も多くないです。

宅浪をしている人が少ないからこそ、宅浪に不安を感じる人も多いでしょう。

後は単純に、家で勉強をしていると周りの受験生と会うことが無いため、宅浪をしている人が極端に少なく感じます。

しかし私のように、宅浪で成功している人も少なからずいますので、安心してください。

 

宅浪と予備校を比較してみましょう

ここまでであなたは、宅浪タイプか、予備校に通うタイプかある程度は分かっていただいたと思います。

ご自分の性格をもう一度見つめて、じっくり考えて判断してください。

この判断が、受験の合否を大きく左右することになりますからね。

 

宅浪をするか予備校に通うかを決めるうえで、それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう!

自分が選ぼうとする方は、やはりメリットばかりが見えてしまいますよね。

良いところと悪いところの両方を見ておくと、より正しい判断ができるようになるでしょう!

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宅浪をするメリット

メリット

①好きなだけ勉強できる

②自分のペースで進められる

③金銭面の負担が小さい

①好きなだけ勉強できる

宅浪のメリットはなんと言っても、自分一人で好きなだけ勉強を進められること。

わずらわしい人間関係もなければ、予備校のスケジュールに従う必要もありません。

予備校に通う時間もカットできますから、やる気さえあればいくらでも勉強できるんです。

私が偏差値40から70を超えるようになり、早稲田大学に合格できたのも宅浪で思いっきり勉強に打ち込んだからです。

宅浪はリスクもありますが、1年という期間で大逆転を狙える、夢のある選択肢だと言えるでしょう。

 

②自分のペースで進められる

宅浪であれば自分の実力に合わせて、基礎から勉強をスタートできます。

私は中学生レベルの基礎固めからスタートしたことによって、着実に成績を伸ばすことができました。

予備校ですと課題を出されることもあれば、いきなり応用的な内容からスタートしなければいけないこともあります。

 

③金銭面の負担が小さい

もちろん金銭的な面で見ても、宅浪のメリットはとても大きいです。

予備校に通えば1年間で60万円~150万円ほどはかかってしまうので、その負担は小さくありません。

宅浪であれば参考書や問題集を軸に勉強を進めていくことになるので、年間の費用は数万円ほどに抑えられます。

私は兄が予備校で浪人をしていたため、親にこれ以上の負担をかけたくないという思いもあり、宅浪を選択しました。
筆者

 

宅浪をするデメリット

デメリット

①自分だけで頑張らなければいけない

②情報は自分で集めなければいけない

①自分だけで頑張らなければいけない

一人で勉強ができるというのは、逆に言えば「自分一人でスケジュールを立てて、正しく勉強していかなければいけない」ということ。

これは人によって得意・不得意があり、「自分に厳しく勉強できる」「正しい勉強法を生み出せる」という力が無いと、成績はほとんど伸びていきません。

必死で頑張っても自分の勉強法が間違っていれば成果は出ませんし、サボりぐせがついてしまったら、そこから立ち直るのは難しいでしょう。

 

②情報は自分で集めなければいけない

孤独の中で勉強をすることになるので、周りからの情報がほとんど入ってきません。

受験に関する貴重な情報も入ってきませんし、他の受験生がどんな勉強をしているのかも分かりません。

宅浪生の中には、一人で勉強に集中するあまり、出願の締め切りを忘れてしまうという人もいるようです。

外からの情報が全く入ってこないのは危険なので、インターネットや友達を通して、積極的に情報を収集していく必要があります。

>>宅浪で失敗して、二浪してしまった兄にインタビューしました

 

予備校に通うメリット

メリット

①予備校がレールを引いてくれる

②色々な人に相談ができる

①予備校がレールを引いてくれる

予備校に通っていれば嫌でもスケジュールを立てられ、それに従って勉強を進めていくことになります。

自分で正しい勉強法を考えたり、計画を立てたりすることが難しい受験生でも、正しく勉強に取り組めます。

受験勉強をするのは自分自身ですが、予備校はサポートをしてくれるので、迷いなく勉強できるでしょう。

予備校に行く習慣がつけられれば、毎日ダラダラしてしまったり、朝起きれなかったりすることも無くなっていくはずです。

 

②色々な人に相談ができる

また浪人という不安な1年間の生活の中で、相談できる先生やチューター、友達がいるというのはとても大きいです。

浪人生はメンタル面との戦いも必要になってきますから、相談相手がいるかどうかで、結果が大きく変わる可能性もあります。

周りにはライバルの存在もありますから、勉強を頑張るモチベーションも上がるでしょう。

私の兄も「予備校では常に順位が貼り出されていただから、負けないように頑張った」と言っていたので、他の受験生と競い合うことはとても大切だと思います。
筆者

 

予備校に通うデメリット

私が予備校に通わなかった大きな理由は「人間関係で悩みたくない」、「予備校に通う時間がもったいない」、「自分のペースで勉強したい」、「受験にかかる費用をおさえたい」の4つ。

私が現役生で予備校に通っていた時は、友達の成績が気になってしまったり、仲間外れにならないかを考えてしまったり、勉強以外での悩みがたくさんありました。

友達に「お昼ご飯を食べよう」、「塾が終わったらご飯に行こう」と誘われたらなかなか断れないですし、自分のスケジュールが崩れてしまうこともしばしば。

予備校が家から20分ほどのところにあったので、往復40分のロスとなり、1年で300日予備校に通ったとすれば、200時間ものタイムロスになってしまいます。

私は勉強以外の時間を全部カットして勉強にまわしたかったので、宅浪を選択しました。

予備校の費用はもちろん、それに加えて受験料や参考書・問題集、お昼ご飯代などがかかってしまうので、親への負担も大きくなってしまいます。
筆者

 

宅浪から始めて予備校に切り替えるのもあり

宅浪からスタートしてみて、どうしても成績が伸びそうになければ、予備校に切り替えるというのも1つの手だと思います。

最初の時点では誰もが宅浪で成功する可能性を秘めていますから、その可能性に賭けてみるのも良いでしょう。

しかし思うように結果が出なければ、すぐに切り替える勇気も必要です。

私の兄は浪人1年目に宅浪をしましたが、自分に厳しく勉強を進めることができず、そのままズルズルと1年間を過ごして全落ちしてしまいました。

2浪目で予備校に通って志望校に合格できましたが、1年目から予備校に通っていたら、1浪で済んだのかもしれません。

宅浪が向いている人とそうでない人がいますから、自分で見極めながら進めていきましょう。

 

宅浪+オンライン講座もあり

今の時代はオンラインで受験勉強をサポートしてくれるサービスも多く、それらを活用しながら宅浪をするというのもありでしょう。

予備校と宅浪の良いとこ取りをできるので、私としてはベストな選択肢だと思います。

予備校と違って自分に必要な部分だけを取り入れることができるので、スケジュールが崩れることもないでしょう。

例えば記述問題がニガテであれば添削のサービスを利用したり、英文法がニガテであれば文法の講座だけを取ったり。

 

勉強の面だけで見ればこのタイプは最強ですが、やはり相談ができないというのは辛い部分もあります。

分からないことを質問して、それを解決することで自分の力が伸びていきますからね。

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あなたは宅浪と予備校どっち向き?まとめ

ここまでお伝えした通り、人間は「自分一人で頑張るタイプ」「人と一緒に頑張るタイプ」の2つに分かれます。

宅浪にも予備校にもそれぞれメリット・デメリットがありますから、どちらが正解ということはありません。

あなたがどちらのタイプなのかをもう一度考え、宅浪にするか予備校にするかを選んでみてください。

そしてどちらを選ぶにしても、浪人生活に不安があれば、ぜひ浪人を経験した私を頼ってくださいね!

>>この記事を書いた私に勉強を相談してみたい受験生はこちら


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