記事と筆者の信頼性
・筆者は英文法ファイナル問題集を勉強し、早稲田大学に合格
・手元に英文法ファイナル問題集を用意して、中身を見ながらレビュー
・大量の参考書、問題集を分析している「参考書マニア」
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
筆者の私も「全解説実力判定英文法ファイナル問題集」を勉強して、実践的な文法の力を鍛え、早稲田大学に合格しました!
ここでは「英文法ファイナル問題集の特徴」「標準編と難関編のレベル」「偏差値を伸ばす使い方」の3点を解説していきます。
目次
全解説実力判定英文法ファイナル問題集とは
英文法ファイナル問題集は、大学受験の英文法・語法・イディオム・会話表現を総仕上げするためのものです。
下の写真のような、オーソドックスな形式の問題集です。
ネクステージやヴィンテージ、スクランブルなどの問題集は「仮定法・比較・時制」などと分野別に分かれています。
分野別に問題を解いているだけだと、例えば仮定法をしっかりと勉強していたとしても、入試本番でランダム形式で出題されたときに「仮定法からの出題だ」と認識できないケースが多くなってしまうんです。
英文法ファイナル問題集は全てをランダム形式で解けるようになっているので、入試本番に近い演習をすることができます。
「どの分野からの出題か」を見極め、その上でインプットした知識をもとに回答していきましょう。
ランダム形式の演習問題ということで、過去問演習に入る前の英文法の最終チェックにふさわしい内容です。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
解説がとても詳しい
英文法の問題集は一般的に、解説があっさりしているものが多いです。
例えば下の写真はネクステージの解説ですが、1問あたりの解説はかなり少なめですよね。
ネクステージの解説
英文法ファイナル問題集の解説
一般的な問題集と比べて、1問1問の解説が詳しいことが分かります。
正誤や整序の対策も
英文法ファイナル問題集では下の写真のように、正誤問題や並び替え問題も解けるようになっています。
正誤問題や整序問題は、なかなか演習の機会がなく、ニガテとする受験生が多いです。
特に整序問題は頻出ですし、配点が高いのでファイナル問題集でしっかりと対策しておきましょう。
問題冊子が取り外せる
英文法ファイナル問題集は下の写真のように、問題冊子が取り外せるようになっています。
解説とセットの問題集ですと、分厚い冊子で解かなければいけないので、意外とストレスになります。
英文法ファイナル問題集は薄い問題冊子を取り外して演習できるので、とても勉強が進めやすいです!
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
英文法ファイナル問題集の難易度/レベル
対象となる受験生のレベル
英文法・語法の参考書や問題集を、最低でも1冊はマスターした受験生が、最終段階として勉強することをオススメします。
『ネクステージ』や『スクランブル』のような問題集を勉強し、仮定法や比較など、各分野が完璧になっている状態で、ランダムに問題を解きたい受験生向けです。
1冊目の問題集として、いきなり取り組んでいくものではありません。
標準編であってもかなり手応えがある問題が多いですし、難関編は相当難しくなります。
目安としては標準編は偏差値58、難関編は65くらいになってから。
必要な英文法の力を磨いてから取り組みましょう。
到達レベル
英文法ファイナル問題集の「標準編」をマスターすれば、文法・語法の問題に関しては、中堅私大~関関同立・GMARCHを目指せます。
「難関大学編」を完璧にマスターすれば、同じく文法・語法の問題に関して、難関国公立大学や難関私大(早慶上智)を目指せるレベルに到達します。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
英文法ファイナル問題集の使い方
ステップ①時間を測って解く
英文法ファイナル問題集には「標準解答時間」が書かれています。
文法問題では時間を意識していない人が多いですが、長文などと同様にスピーディに解けるようにしなければいけません。
ストップウォッチを使って、制限時間内に問題を解けるようにしていきましょう。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
ステップ②1セットずつ完璧に
英文法ファイナル問題集は約10セットほどに分かれているので、1セットずつ完璧にしていきましょう。
一気に解いて、まとめて丸付けをしてしまうと、復習がおろそかになってしまいがちです。
1つ1つの解説をじっくり読んで、自分がミスした原因を理解しましょう。
ステップ③ミスした問題にチェック
ミスした問題には必ずチェックをつけて、何周も復習してください。
英文法ファイナル問題集は500問ほど問題がありますから、何周もするのはかなり時間がかかってしまいます。
ミスした問題だけをピックアップして、徹底的に復習するようにしましょう。
2周目に入っても、同じ問題をまたミスするというケースがとても多いです。
私の場合は3周以上、同じ問題をミスしてしまうこともありました。
ニガテな問題は何回もミスしてしまうもので、ピンポイントに何周も復習しなければいけません。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
英文法ファイナル問題集が終わったら次は
文法・語法に関しては、英文法ファイナル問題集を最後の1冊と決めて、あれこれ手を出さずに、これまで学んできたことを復習して完璧にすることをお勧めします。
難関編まで完璧に固まれば、大学受験の英文法は怖いものなしです。
後は過去問演習に入っていき、今まで出てこなかった細かい知識をどんどん吸収していくことで、得点率がアップしていきます。
志望校に特化した対策へ
志望校の独自の問題も解けるようにしていきましょう。
例えば正誤問題が頻出であれば、正誤に特化した問題集を解きます。
整序問題や英作文など、強化したい部分に絞って取り組んでいきましょう。
英語長文の対策も忘れずに
文法問題が解けるようになっても、長文が読めるようになっていない場合は注意が必要です。
長文は文法よりも配点が高いですし、成績が上がるまでに時間がかかります。
勉強した文法を長文に活かせるように、日ごろから長文のトレーニングにも力を入れましょう。
>>難しい英語長文もスラスラ読めるようになる方法、知りたくないですか?
英文法ファイナル問題集の使い方まとめ
ポイント
・ランダム形式の英文法の問題集
・2冊とも難易度が高いので、基礎が固まってから
・制限時間を意識して問題を解こう
・ミスした問題にはチェックをつけて復習
・1セットずつ完璧に固めて、次へ進む
⇒1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら
現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
しかし浪人して1ヶ月で「英語長文」を徹底的に攻略して、英語の偏差値が70を越え、早稲田大学に合格できました!
私の英語長文の読み方をぜひ「マネ」してみてください!
・1ヶ月で一気に英語の偏差値を伸ばしてみたい
・英語長文をスラスラ読めるようになりたい
・無料で勉強法を教わりたい
こんな思いがある人は、下のラインアカウントを追加してください!
筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
浪人をして英語長文の読み方を研究すると、1ヶ月で偏差値は70を超え、最終的に早稲田大学に合格。
「1ヶ月で英語長文がスラスラ読める方法」を指導中。
⇒【秘密のワザ】1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた方法はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら