京都大学の英語の出題傾向と難易度
文学部、法学部、経済学部、教育学部、総合人間学部
理学部、工学部、医学部、薬学部、農学部
と学部がありますが、英語の問題はどの学部も共通。
空所補充問題のみ、選択肢が用意されていることもありますが、問題のほとんどが英訳か和訳。
英語長文が2題、英作文が2題の計4題。
制限時間は2時間あるので、慣れればさほど厳しいとは感じないでしょう。
リスニングの試験は、例年は出題されていません。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
京都大学の英語の対策&勉強法
大問1,2:長文の対策法
京都大学の英語長文は、文構造が複雑なうえに、抽象的な文章が多いです。
「この文、何を言ってるんだろう・・・」となりがち。
そんな難しい文章の和訳問題や、内容を説明する問題が出てくるわけですから、難易度は高いですね。
そんな京都大学の英語長文を攻略するためには、4つの力が必要になります。
「語彙力」、「推測力」、「精読力」、「筆者の主張をとらえる力」の4つ。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
語彙力
京都大学の英語長文は抽象的な文章が多く、文構造が難しいですから、単語・熟語が大きなヒントになります。
覚えておくべき単語・熟語を知らない状態で、京大の長文を読んでも、ほとんど何も分からないでしょう。
まずは基礎~標準レベルの英単語・英熟語を、瞬時に言えるようになるまで鍛え上げてください。
基礎~標準レベルの英単語・英熟語に穴があるようでは、京大と戦うのはかなり難しくなってしまいます。
標準レベルまでの語彙をマスターしたら、時間が許す限り、たくさんの語彙を覚えてください。
京都大学の英語長文では難しい語彙が多く出てきますから、知っていれば知っているほどヒントになります。
知らない語彙や読めない文が出てきたときには、推測していかなければいけないのですが、推測するためにはまずは、語彙力が必要なんです。
知っている語彙をもとに、推測していかなければいけませんからね。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
推測力
京都大学の英語長文は難しいですから、分からない部分は自分で推測していかなければいけません。
トレーニング方法としては、普段から英語長文を読む際に、分からない文や語彙を調べる前に、自分で推測すること。
100%正しい答えを出す必要はなく、意味が通ればOK。
知っている単語と前後の文脈から推測して、なんとなく意味をつかんでいく。
この感覚がとても大切なんです。
推測した語彙や文が見当はずれになっていないか、必ず答え合わせもしましょう。
徐々に正確に推測できるようになっていくはずです。
推測力が磨かれれば、長文が読みやすくなるのはもちろん、京大の和訳問題の得点力も上がります。
京大の和訳問題では難しい語彙が使われるうえに、前後の内容を理解していないと解けないケースが多いです。
ですから推測力がないと解けませんし、大学側も推測力を求めています。
日ごろから推測力を鍛えるトレーニングを積み重ね、得点力を上げていきましょう。
精読力
京都大学の抽象的な長文を読み取るためには、まずは1文1文をしっかり読めるようにしなければいけません。
1文1文が読めない状態では、京大の長文とは戦っていけませんからね。
精読力を鍛えるためには、英文の文構造を深く理解する必要があります。
そのためには何度もペンを使って英文にSVOCなどの構文を振って、慣れていくしかありません。
最終的には、無意識に文構造を読み取れる状態を目指しましょう。
精読力を鍛えるための具体的なトレーニング方法については、「精読力UP!!スラッシュリーディングのやり方」をご覧ください。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
筆者の主張をとらえる力
京都大学の英語長文は抽象的ですが、それでもテーマをしっかりと把握し、文章の要点をとらえなければいけません。
全体像が捕まえられないと、「文章が読めているはずなのに、内容が頭に入ってこない」という現象に。
大切なのは、3つ。
・文章を1文1文がつながった、ストーリーとして理解する
・常に筆者の主張を考えながら読む
・テーマが分かるまでは、ゆっくりじっくり読んでいく
この3つを意識して、日ごろから長文を読んでいきましょう。
そうすれば自然とクセがついて、抽象的な文章も読めるようになっていきます。
詳しいトレーニング方法は、「論理的に読もう!パラグラフリーディングのやり方」をご覧ください。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
大問3,4:英作文の対策法
京都大学の大問3,4は英作文。
和文英訳の問題が出題されることもあります。
まずは基本的な英文が書けることが大前提。
そのためには有名な構文を使った例文を、たくさん暗記してしまいましょう。
例文ごと暗記してしまえば、頻出の「型」をインプットできますから、後はアウトプットするだけ。
例文を暗記して、たくさん問題を演習して、英作文を攻略しましょう。
詳しいトレーニング方法は、「例文暗記がカギ!英作文の対策法」をご覧ください。
英訳問題は、英作文よりも厄介。
日本語を英語に書き換える問題です。
京都大学の英訳問題を攻略するためには、英訳する文の意味を変えずに、自分がかける内容に書き換える必要があります。
問題となる日本文は、「書きにくいなぁ」と感じるような、ひねられた文が多いです。
いきなり英語に直そうとすると、違和感のある英文になってしまうでしょう。
意味を崩さないように、問題文を自分なりに理解してかみ砕いて、書きやすい日本文に直しましょう。
それから英語に訳していきます。
過去問や練習問題をたくさん解いて、日本文を易しく置き換える練習をしてください。
東北大学や新潟大学で、和文英訳問題が出題されています。
練習用にぜひ解いてくださいね。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
京都大学の英語の対策法まとめ
ここまでお伝えした通り、京都大学の英語は頭を使う、難しい問題が多いです。
入試の直前から対策をしても、間に合わないでしょう。
できる限り早く過去問に目を通し、「どんな力をつけなければいけないのか」を知っておいてください。
必要な力を頭に入れたうえで勉強を進めていくことで、京大合格へ近づいていけるでしょう。
⇒1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら
現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
しかし浪人して1ヶ月で「英語長文」を徹底的に攻略して、英語の偏差値が70を越え、早稲田大学に合格できました!
私の英語長文の読み方をぜひ「マネ」してみてください!
・1ヶ月で一気に英語の偏差値を伸ばしてみたい
・英語長文をスラスラ読めるようになりたい
・無料で勉強法を教わりたい
こんな思いがある人は、下のラインアカウントを追加してください!
筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
浪人をして英語長文の読み方を研究すると、1ヶ月で偏差値は70を超え、最終的に早稲田大学に合格。
「1ヶ月で英語長文がスラスラ読める方法」を指導中。
⇒【秘密のワザ】1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた方法はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら